ルノルマンカードを使った占いとは?タロットカードとの違いも紹介

ルノルマンカードというものを聞いたことはありますか?占いに使われるカードの一つであり、近年注目されています。
タロットカードと同様に絵柄の描かれたカードを使用しますが、占い方は同じではありません。タロットカードよりも単純で、人によってはルノルマンカードの方が分かりやすいと思います。
ルノルマンカードとはどのようなカードなのか。占い方やタロットカードとの違いについて紹介します。

ルノルマンカードとは

ルノルマンカードとは、占いに使用される絵柄と数字が描かれたカードのことです。18世紀にフランスで活躍した占い師「マリー・アン・アデレード・ルノルマン」にちなんで名付けられました。
36枚のカードを1デッキとし、引いたカードによって運勢を占います。カードにはそれぞれ特定の絵柄が記載されており、絵柄と数字から連想して内容を解釈するわけです。
カード占いといえばタロットカードやオラクルカードが有名ですが、近年ではルノルマンカードも注目されています。

タロットカードとの違い

タロットカードとの違いは、絵柄の内容が具体的なことです。タロットカードの絵柄は抽象的なモノであるのに対して、ルノルマンカードはイメージしやすいモノが描かれています。
例えば、タロットカードの「運命の輪」についてです。大まかな意味としては「運命の流れ」を意味しますが、抽象的過ぎてピンとこない人も多いことでしょう。ほかにも「吊られた男」や「審判」といった内容のカードもあり、インスピレーションが必要とされます。
一方で、ルノルマンカードには「花束」や「狐」といった現実的な絵柄が多いです。カードの意味も絵柄に近いものがあり、初めて使う人でもイメージしやすいのが特徴となります。

また、ルノルマンカードには数字が記載されているのも特徴です。「花束」のカードには「数字の9」と「スペードの12」、「狐」のカードには「数字の14」と「クローバーの9」といったように、それぞれ絵柄と数字がセットで描かれています。
そのため、数字から日にちや年数を占ったりなど、同じカードで別の意味も占うことが可能です。
ほかにも、ルノルマンカードでは上下の向きを問わない(逆位置なし)といった特徴もあり、タロットカードに比べ、シンプルなのが違いといえるでしょう。

ルノルマンカードの占い方

ルノルマンカードには、主に以下の占い方があります。

ワンオラクル

1. 象徴となるカードを抜く(質問者が男なら「紳士」。女性なら「淑女」)
2. デッキをシャッフルする
3. 質問をする
4. デッキからカードを1枚引き、象徴カードの上に置く
5. カードから質問の答えを占う

最も簡単な占い方です。デッキから一枚カードを引いて、その内容によって運勢を占います。
占う際の注意点としては、象徴となるカードを抜くことです。ルノルマンカードには「紳士」と「淑女」のカードが存在し、占う前に、質問者(占う対象)の性別にあったカードを抜く必要があります。
ちなみに、タロットカードやオラクルカードにも、ワンオラクルが存在します。やり方も、象徴となるカードを抜くこと以外はほとんど同じです。

3枚引き

1. 象徴となるカードを抜く(質問者が男なら「紳士」。女性なら「淑女」)
2. デッキをシャッフルする
3. 質問をする
4. デッキからカードを3枚引き、引いた順に左から並べる(中央のカードは象徴カードに重ねる)
5. 左から順に過去、現在、未来を表し、引いたカードの意味によって占う

カードを3枚使った占い方法です。それぞれ「過去」「現在」「未来」といった時間の流れを意味します。
占いの際のポイントは、全体を通して占うことです。「過去」だけ「未来」だけといったように、カード単体では基本的に占いません。「過去」から「未来」までの流れを一つのストーリーとして占ってください。特に、「過去」と「現在」といったように、隣り合ったカードをセットにして考えることで、より占いの内容が深堀できます。

9枚引き

1. 象徴となるカードを抜く(質問者が男なら「紳士」。女性なら「淑女」)
2. デッキをシャッフルする
3. 質問をする
4. デッキからカードを9枚引き、引いた順に左上から3×3の配置になるよう並べる(中央のカードは象徴カードに重ねる)
5. 縦列は左から順に過去、現在、未来。横列は上から思考、行動、深層心理を表し、引いたカードの意味によって占う

3枚引きを3セット用意した占い方法です。「考えていること・表向きの顔(上段)」「実際の状況・行っていること(中段)」「本当の願い(下段)」を、「過去」「現在」「未来」の流れによって読み取ります。
ちなみに、象徴カードに重ねた中央のカードが現在の状況です。

グランタブロー

1. デッキをシャッフルする
2. 質問をする
3. デッキからカードを順に引いていき、引いた順に左上から、横9枚×縦4枚の配置になるよう並べる
4. 象徴となるカードの上下左右に位置するカードから占う

36枚すべてを使った占い方法です。グランタブローではほかの占いのように象徴となるカードを抜かず、そのままシャッフルをして並べます。
並べた後は象徴となるカードを探して、上下左右のカードを確認してください。左のカードは「過去」、右のカードは「未来」、上のカードは「思考・影響を与えること」、下のカードは「無意識・コントロールできること」を意味します。
また、最初の4枚は「質問の前提条件」、四隅の4枚は「潜在的な問題」、最後の4枚は「質問に対する最終結果」を意味します。合わせて考えることで、より詳しく質問の答えを占うことができるでしょう。
ほかにも、「紳士」と「淑女」の距離から恋愛占い。始めにキーカードを決め、象徴となるカードとの距離から願いが叶うまでの期間を占うなど、並べ方は同じで別の占いもできます。

占う際の注意点

占いをする際の注意点として、結果が気に入らなくても占いしなおさないことです。占いのやり直しは「再三すれば涜(けが)る」といわれており、悪い運気を招いてしまいます。
そもそも、気に入った結果が出るまで繰り返すようでは占いの意味がありません。占い全般にいえることですが、どのような結果でも結果を受けとめ、今後の行動に反映してください。

カードの意味

1. 騎士:始まり、出発、出逢い
2. クローバー:チャンス、幸運、愛情
3. 船:出発、移動、変化
4. 家:家、安全、基盤
5. 木:安定、健康、成長
6. 雲:不安、不透明、不確定
7. 蛇:悪意、不正、嫉妬
8. 棺:中止、休息、終わり
9. 花束:愛情、幸福、豊かさ 
10. 鎌:衝撃、災難、トラブル
11. 鞭:仕打ち、トラブル、いさかい
12. 鳥:コミニケーション、移動、インターネット
13. 子ども:子ども、純粋、未熟
14. 狐:嘘、不正、ずる賢さ
15. 熊:信頼、安心、力強さ
16. 星:目標、希望、理想
17. コウノトリ:変化、換気、移動
18. 犬:友達、仲間、親友
19. 塔:真面目、歴史、積み上げた成功
20. 庭園:庭、公園、自然
21. 山:障害、遅延、困難
22. 道:分岐点、岐路、分かれ道
23. ネズミ:悲しみ、ストレス、疲労
24. ハート:情熱、恋愛、親子愛
25. 指輪:共同、約束、契約
26. 本:勉学、雑学、知識
27. 手紙:手紙、SNS、メッセージ
28. 紳士:男性、彼氏、夫
29. 淑女:女性、彼女、妻
30. ユリ:純粋、安らぎ、幸福
31. 太陽:幸運、成功、活力
32. 月:夢、母性、誘惑
33. 鍵:キーパーソン、解決策、パスワード
34. 魚:豊穣、繁栄、ビジネス
35. 錨:安全、安定、長期的な計画
36. クロス:苦難、心配、不安

まとめ

ルノルマンカードは、タロットカード同様に占いに使われるカードです。タロットカード同様に絵柄から内容を予測して占うのは同じですが、絵柄が具体的でイメージしやすいのが特徴となります。
また、並べ方も分かりやすく、タロットカードを使うよりも覚えやすいと思います。個人差はありますが、タロットカードよりも占い初心者向けのカードといえるでしょう。
もちろん、占い自体はシンプルでも、占える内容はさまざまです。恋愛から仕事まで、幅広く占えます。
タロットカードの方が有名でルノルマンカードはあまり知られていませんが、ぜひ興味を持った人は、ルノルマンカードも試してみてください。

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