氏神神社はどこにある?探し方をご紹介

地域を守護する氏神様。長くその土地に住みお世話になるようなら、毎年の挨拶は欠かせません。ですが、自分がお参りする氏神神社はどこにあるか分かりますか?適当に神社を選んでも、自分の住む地域を担当してくれる氏神とは限らないでしょう。もしかしたら、隣の地域担当の氏神かもしれないのです。氏神神社はどこにあるのか。探し方を紹介します。

氏神ってなに?

氏神とは、地域の住人が共通で祀る神様のことです。大雑把に言ってしまえば、市を管理する市長や、アパートを管理する大家みたいなもので、担当地域の住人を霊的に守護する役割があります。神社の数だけ氏神が存在し、それぞれが担当する地域があると言っても過言ではありません。最も身近で、最もお世話になる神様と言えるでしょう。ちなみに、鎮守神や産土神と混同されることもあります。深くは気にされていませんが、違う神であることを知っておきましょう。

● 氏神:地域に住む氏族(氏子)の守護神
● 鎮守神:土地(地域)や建物の守護神
● 産土神:個人の守護神。その者が生まれた土地の神であり、一生を守護する

氏子とは?

氏子とは、共通の氏神を祀る地域住民のことです。同じ神を祀るのを一つの家族(氏族)として見なし、氏子と呼ばれています。元々氏子は、同じ苗字同士(鈴木性なら、地域に住む鈴木性)が祀る神様でしたが、様々な苗字が地域に集まるようになったことで、現在の「地域に住み、同じ神を祀る者同士」へと対象が変化しました。他にも、引っ越したけど以前の氏神に思い入れがあり、信仰している人たちのことを「氏子崇敬者」とも呼ばれています。

初詣は氏神への挨拶だった

新年を迎えたら行う初詣。願い事や抱負など、色々なことをお参りすると思います。実はあれ、氏神への挨拶も兼ねています。「去年はありがとうございます」「今年もよろしこ願いします」と言ったように、氏神への感謝は報告する意味でも行われるのです。七五三も、「氏神に我が子の成長を報告し、土地の一員として認めてもらう」意味があり、様々な行事(神事)が氏神と関係しています。なので、本来初詣や七五三などは、氏神神社で行うのが正しいです。大きい神社、豪華な神社で祝いたいのは分かりますが、今後もお世話になる氏神神社で行うようにしましょう。

氏神神社の探し方

氏神は地域を守る神であるため、一般的には最寄りの神社が氏神神社となります。ですが、近場に神社が複数あると、どれが最寄りの神社かよく分かりません。引っ越したばかりの人なら土地勘も無く、最寄りの神社と言われてもよく分からないと思います。氏神神社はどのように探すのが良いでしょうか?

方法1:神社庁に確認する

最も確実なのは、神社庁に確認することです。神社庁とは、全国の神社を包括する組織のことで、伝統や神社に関係する仕事を扱っています。もちろん、各地域の氏神神社も登録されており、電話して確認すれば、自分の住む地域の氏神神社を教えてくれるでしょう。公式サイトからも検索可能で、すぐに見つけることができます。ただ、全ての神社が登録されているわけではありません。神社庁と関わりない神社も存在しており、検索漏れも存在します。滅多にあるわけでありませんが、地域によっては探せない場合もあることを知っておきましょう。

方法2:人に聞いてみる

分からなければ、人に聞くのが一般的です。地域住民に氏神神社(最寄りの神社)の事を確認します。特に高齢者なら、祭りや集まりなどで、昔から神社を活用してるはずです。失礼のないように、気軽に相談してみましょう。ただ、人によっては間違っている場合もあります。信用しないわけではありませんが、教えてもらった神社の関係者に確認することをおすすめします。

方法3:歴史を調べる

人に聞く以外にも、自分で調べる方法もあります。町の図書館に行けば、町の歴史をまとめた町史を確認できますので、行事(神事)などから氏神神社を探してください。ただ、町史が無い場合もあります。探すのが面倒だったりと、気軽な方法とは言えないでしょう。

方法4:地図で確認する

氏神神社とは、基本的には最寄りの神社のことです。つまりは、地図で最寄りの神社を探せば、担当となる氏神神社を探すこともできます。Googleアースなど、近年では精度も高く分かりやすい地図アプリも増えてきました。自宅の近くを検索すれば、氏神神社も見つかるでしょう。町の散策がてらに探せば、町により詳しくなり、一石二鳥でもあります。ただ、地図で見つけた神社が必ず氏神神社とは限りません。同じ距離に複数神社があれば、どれが氏神神社か分からないでしょう。最寄りの神社を見つけても、調べて見たら隣の地域担当だったというのも珍しくはなく、確実ではありません。見つけた神社が氏神神社なのかどうかを、その神社の関係者や地域住民に確認した方が良いでしょう。

年末年始は挨拶に出かけよう

氏神は地域を、守護する大切な守り神です。本人は自覚していなくても、厄災や不幸から氏子を守ってくれています。「信じる者は救われる」と言うように、神は信じなければ願いをかなえてくれません。毎年年始年末にお参りをして、感謝と挨拶をするよう心がけましょう。

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