パワーストーンは定期的に浄化する必要がある?浄化方法について紹介

特別な力を宿すパワーストーン。身に着けることで石による恩恵が得られるとされることから、普段から身に着けている人も少なくはないと思います。

しかし、パワーストーンは長く使い続けると、段々と効力が落ちてしまいます。パワーストーンの力を元通りにするためには、パワーストーンの定期的な浄化が必要です。

なぜパワーストーンは浄化が必要なのか。浄化方法と合わせて紹介します。

パワーストーンの浄化が必要な理由

浄化が必要な理由は、パワーストーンに負のエネルギーが溜まってしまうからです。パワーストーンは持ち主に力を与えると共に負のエネルギーを肩代わりする性質があるため、長く続けることで負のエネルギーが溜まり、効力が落ちてしまいます。

例としては、ラピスラズリが挙げられます。ラピスラズリは「持ち主を悪霊から守る石」と言われており、持ち主に降りかかる災いを、代わりにラピスラズリが引き受けてくれるのです。

しかし、肩代わりが続くことで負のエネルギーはラピスラズリに蓄積され、いつかは限界を迎えます。当然、限界を迎えたラピスラズリでは災いから持ち主を守ることはできないでしょう。

そのような状態にしないためにも、定期的に浄化を行うことで、溜まった負のエネルギーを消し去る必要があります。

パワーストーンの浄化方法

パワーストーンの浄化方法は一つだけではありません。以下のような様々な方法があります。

流水で洗う

スピリチュアルにおいて、流水は浄化を意味します。流れる水は気の流れを変え、悪い気を流すと共に良い気を招くからです。

パワーストーンでもそれは同じで、流水で洗うことで溜め込んだ負のエネルギーを、汚れと一緒に流してくれます。

手垢や砂汚れなども一緒に落とし、見た目も綺麗にしてくれるでしょう。

大切なのは流水であることです。溜めた水ではダメですので、水を流しながら洗ってください。

日光浴・月光浴

太陽からは、熱とともに強力なエネルギーが放たれています。自然界の中でも特に強力なエネルギーを浴びることで、パワーストーンに溜まった負のエネルギーを浄化してくれます。

特に、日が出てから下がり始まるまでの間が最も効果的だと言われています。窓際などの太陽光が当たる場所に、パワーストーンを置いておきましょう。

また、月光浴も効果的です。月の光は太陽光の反射であるため、月光からも強力なエネルギーを得ることができます。

熱や紫外線に弱いパワーストーンは、満月の日に月光浴をして浄化してください。

塩に漬け込む

昔から、塩には浄化作用があるとされてきました。塩には殺菌効果があるため、悪いモノも祓ってくれると考えられてきたからです。

現代でも塩による浄化作用は伝わっており、塩による浄化スピリチュアルの世界では広く知られています。

塩の中にパワーストーンを入れて半日から1日待つことで、パワーストーンの悪い気を綺麗に払ってくれるでしょう。

塩から取り出した後は、水で塩を洗い流してください。

煙で燻す(スマッジング)

スマッジングとは、煙によって悪息を取り除く手法です。ネイティブアメリカンの間で行われてきた方法であり、神聖な植物とされるホワイトセージで燻すことで、人物や空間を浄化します。

基本的には空間を浄化する目的で使用されますが、パワーストーンの浄化にも利用できます。ホワイトセージを焚いた煙に、パワーストーンをくぐらして浄化してください。

他にも、聖なる木として扱われているパロサントでも浄化できます。

水晶チップを使う

水晶もパワーストーンの一種であり、悪い気を払う浄化作用が期待されています。そのため、水晶と一緒に浄化したいパワーストーンを置いておけば、水晶の力によって溜まった負のエネルギーを取り去ってくれます。

水晶チップとは、一粒1cm程度の小さな水晶のことです。皿などの器に水晶チップを敷き詰め、その上にパワーストーンを置いて負のエネルギーを浄化してください。

ただ、水晶チップも長く使えば負のエネルギーが溜まってしまいます。定期的に流水や月光浴などで浄化するか、もしくは使い捨てにして対処しましょう。

石の性質に合わせて浄化を運ぶこと

浄化方法をいくつか紹介しましたが、パワーストーンの種類によってはできない浄化方法もあります。

例えば、ターコイズやインカローズは水に弱く、流水で洗うと劣化してしまいます。他にも、ローズクォーツやアメジストは直射日光に弱い、ヘマタイトやマラカイトは塩分に弱いなど、種類ごとに特徴は異なります。

もし、間違った方法で浄化してしまうと、浄化ができないだけではなくパワーストーン自体をダメにしてしまうでしょう。

パワーストーンの性質は、インターネットや本で調べることが可能です。浄化する前に、まずはパワーストーンの特徴を確認してみてください。

なお、月光浴や水晶チップによる浄化は、どのパワーストーンでも使用できるとされています。迷ったら、それらの方法で浄化すると良いです。

浄化の周期

浄化する目安は、主に1ヶ月に一度です。月初めや月の終わりなど、わかりやすいタイミングで行ってください。

ただ、あくまでも目安であり絶対ではありません。普段から人混みが多い場所にいれば負のエネルギーが溜まりやすくなり、早めの浄化を必要とします。

なんとなく「くすんできたかな?」と思ったり、運が悪いと感じるようなら、周期に関係なく浄化をすると良いでしょう。

まとめ

パワーストーンの主な効果は「身代わりとなって持ち主を守る」ことであり、長く使えば使うほど、負のエネルギーが蓄積されていきます。

負のエネルギーまみれはで効果が期待できませんので、定期的にパワーストーンを浄化するようにしましょう。
浄化方法についていくつか紹介しましたが、どれが正解とかはありません。パワーストーンとの相性もありますので、色々と試してみてください。

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