湿気除去はどうすれば良い?湿気対策や湿気が溜まりやすい場所を紹介

梅雨は湿気が多い時期です。降水量が多いことから、湿度が高くジメジメしています。気温も高くなることから、毎日が不快に感じてしまうでしょう。

また、湿気は体にも良くありません。カビの発生を招き病気になりやすくなります。

カビの発生を防ぐためにはどうすれば良いのか?湿気対策について紹介します。

湿気の影響

湿気は、ただジメジメして不快に感じるだけではありません。他にも、人体や建物に悪影響を与えます。湿気対策の必要性を理解するためにも、湿気の影響を知っておきましょう。

カビが発生する

湿気が多いと、カビが発生しやすくなります。カビからは胞子が飛ばされ、それを吸い込むことで、肺炎を始めとした様々な病気にかかってしまいます。

カビは、温度20℃前後、湿度60%以上で繁殖し、さらに湿度が80%を超えると、爆発的に繁殖します。湿度が多い環境は、カビにとって増殖しやすい環境というわけです。

カビの発生・増殖を防ぐためにも、湿気の除去は重要になります。

ダニが発生する

カビ以外にも、湿気が多いことでダニも発生します。ダニは湿度65%以上の高温多湿状態を好み、カビと一緒に増殖してしまうのです。

また、ダニに刺されることによる痒みも問題ですが、それ以上に、脱皮した抜け殻や糞が問題です。乾燥した殻や糞は粉になって広がりやすく、吸い込むことで病気のリスクがあります。

カビと同様に、健康被害があることから湿気の除去が求められます。

建物が老朽化する

カビの影響は、人体だけではなく建物にも影響します。建材にカビが根を張ることで、内側から建材を腐れてしまうからです。建材が腐ることで家の寿命が縮むのはもちろん、シロアリなどの、さらなる害虫も招き入れてしまいます。

他にも、偏食やひび割れなどの原因にもなります。ハウスダストの原因にもなり、人体にも影響を与えてしまうでしょう。

家を長く使うためにも、カビの発生を防ぐ必要があります。

簡単に始められる湿気除去の方法

湿気を除去するためにはどうすればいいのでしょうか?

窓を開ける

最も一般的な方法としては、窓を開けることです。窓を開けて風を入れることで、溜まった湿気と共に流れてくれます。新鮮な空気も取り込み、スッキリした気分になれるでしょう。

また、雨の時も窓を開けた方が良いです。外の方が、湿気が多いと思われがちですが、実際には、締め切った部屋の方が空気の流れが淀み湿気が溜まっています。雨の日でも窓を開け。風の流れを作ってください。

もちろん、激しく雨が入り込む場合は別です。室内が水浸しになるため、窓を閉めてください。雨の状態に合わせて、窓を少し開けるなどをしましょう。

扇風機などを回す

窓を開けられない時には、扇風機やサーキュレーターを使うと良いです。風を当てることで、水分を飛ばし、空気を乾燥させてくれます。風によって空気も循環され、室内をスッキリさせてくれるでしょう。

ただ、乾燥効果があるのは、風の通り道だけです。空気が循環すると入っても限定的であり、基本的には扇風機が向いている方向だけに効果があります。乾燥させる範囲を広げるためにも、首振り設定にしたり、複数台使用して乾燥範囲を広くしましょう。

新聞紙やダンボールを置く

新聞紙やダンボールを置いておくだけでも、湿気除去になります、紙製品は水分を吸収しやすいため、置いておくことで大気中の水分を吸収してくれるからです。

また、木炭やウッドチップもおすすめです。木炭なら抗菌作用、ウッドチップなら香りが楽しめるなど、湿気対策以外の効果も期待できます。

他にも、塩や重曹など、サラサラした物も水分を吸収し、湿気対策になります。

ただ湿気対策になるとはいえ、効果範囲は狭いです。さらに水分を吸収すると湿ってしまうため、定期的に取り換える必要があります。

しっかりした除湿効果を期待するためにも、設置する数を増やしたり、湿った物は定期的に取り替えたりしましょう。

冷えたペットボトルを置く

少し変わった方法としては、冷えた(凍らせた)ペットボトルを使う方法もあります。冷えたペットボトルには結露ができやすく、それによって除湿効果が期待できるからです。

結露とは、温度差によって生じる水滴のことです。大気中の水分が冷やされることで結露として付着します。冬場の冷えた窓と同じように、冷たいペットボトルによって空気が冷やされ、大気中の水分を結露としてまとめてくれます。

ただ、結露が溜まると、ペットボトル周辺は水浸しとなります。そのまま放置するとカビの原因になりますので、タオルを敷くなど、結露対策はしっかりしましょう。

湿気を溜めないためには

湿気を溜めない方法として、家具同士の隙間を開けると良いです。壁や家具同士をピッタリくっつけると、風が入り込まず湿気が溜まってしまいます。湿気が溜まらないためにも、隙間を作って風通しを良くしておきましょう。

また、すのこを活用するのもおすすめです。床との間を開けておくことで、下から風が通り抜けてくれます。

布団で寝ると、布団の下に熱がこもり湿気が溜まりやすいです。布団の下にすのこを入れておけば、熱がこもらず湿気が溜まる心配もないでしょう。

湿気が溜まりやすい場所は?

室内ならどこでも湿気は溜まりますが、それでも特に溜まりやすい場所があります。湿気対策をする際は、湿気が溜まりやすい場所を意識してください。

狭い場所

狭い場所は、湿気が溜まりやすい場所です。空気が流れないことで滞留し、湿気が溜まってしまいます。

特に、クローゼット内は湿気が溜まりやすい場所です。着ていた服には汗などが染み込んでおり、そのままクローゼットに入れると、洋服から湿気が広がってしまいます。クローゼットに服を入れる際には、しばらく外に干して、乾燥させてからしまうといいでしょう。

また、同様の理由から、シューズボックスや押し入れも注意が必要です。どちらも履いていた靴や寝ていた布団から湿気が広がってしまいます。服と同じように、ある程度外に出して乾燥させてから片付けるようにしてください。

水回り

水を使う場所には、湿気が溜まりやすいです。使用した水分が蒸発し、湿気となります。特に、キッチンや浴室は蒸気が発生しやすい場所です。使用後は、しっかり換気をするようにしてください。

また、水が張りっぱなしのトイレも湿気が溜まります。個室なため空気の流れも悪く、カビが発生しやすい場所です。換気はもちろん、カビが発生しないためにも、こまめに掃除をするようにしましょう。

湿気対策をしてカビや害虫の発生を防ごう

湿気が多いと、人体に悪影響を及ぼします。健康でいるためにも、湿気対策は欠かせません。

湿気対策といっても、基本的な内容は換気をすることです。空気を入れ替える、空気を乾燥させることで、湿気を減らすことができます。

他にも、新聞紙や木炭など、水分を吸収し湿気対策とするものもあります。もちろん、除湿機やエアコンの除湿機能でも良いでしょう。

カビや害虫の発生を防ぐためにも、ぜひ普段から湿気対策を行ってください。

メール占いならこちら↓
『驚くほど当たる』と話題の奇跡のスピリチュアル診断が今なら初回無料!

恋愛における片思いの相手の気持ちや相性、転職・仕事の運勢、結婚や復縁の相談など、不安なことにメール占いで答えます。

『今後の運勢』知りたい方!今だけ≪無料鑑定≫を体験下さい!


電話占いならこちら↓
口コミで評判の占い師多数在籍!大人気の電話占いが初回全員3000円無料

誰にも言えない大人の悩みや、家庭の悩みなど普段から抱えている不安を鑑定師がズバリと的確に診断いたします。

親身なアドバイスで悩みを解決!あなたのお悩みをご相談下さい!