防寒して冬のアウトドアを楽しむ！寒さに負けないために必要なこと

なかなか感染状況が収束しないコロナの影響で、人と密にならないで遊ぶことができるアウトドアの人気が高まっています。
冬山で行うキャンプもまた楽しいですが、困るのが寒さの厳しさでしょう。
防寒対策に甘さがあると寒い季節のアウトドアは辛いため、山にキャンプに行く際はしっかり防寒することが必要です。

今回は寒さに負けないための心得など解説するので、ぜひ防寒の用意をしてアウトドアに臨んでください。

冬のアウトドアの防寒対策を怠るのは危険行為

アウトドアの定番である山のキャンプで冬に防寒対策が欠かせないことは、誰でも頭では分かっています。
対策の重要性を認識していても冬山でのアウトドア経験がないと、実際にする寒さの備えが不十分なことは多いです。
気温が下がる山で、泊りで過ごすことは本当に危険なので、デメリットにも目を向け対策を考えましょう。

冬の山は氷点下になるほど冷たい

気温が下がる冬は山の気温もどんどん下がりますが、朝や夜などは氷点下になるほど寒さが厳しいです。
それほで低い気温でアウトドアを行うと防寒に怠りがあれば、身を切るような寒さで夜は眠れないでしょう。
ガタガタ震えて耐えなければならないキャンプは、ただただ辛く楽しいと感じることができなくなります。

防寒不足のアウトドアは死の危険も

寒さの備えをしっかりしないので冬山のアウトドアは、辛いだけではすまない結果になることもあるのです。
人間の体は極寒によって生命活動を停止する場合があるので、対策しなかったことで死の危険を迎える可能性も十分にあります。

楽しむために行って命を落とす羽目にならないように、防寒対策に手抜きしてはいけません。

冬のアウトドアでするべき防寒の心得

山へとキャンプする際に冬のアウトドア必要な防寒の心得とは何か、服装・基本装備・暖を取るアイテムごとに詳記していきます。

どれも寒さを防ぐ働きを重視することにより、寒い中でも体の温もりを保てて快適に過ごせるようになります。

基本装備は冬仕様があるので冬にふさわしい状態にして、アウトドアを楽しむようにしてください。

着ていく服装について

服装は一番下にインナー・二番目にシャツ・三番目にパーカーなどのアウターを着て、その上にダウンジャケットをはおり重ね着して防寒しましょう。
インナーにおすすめしたいのがヒートテックで、体を温める働きが高く汗をかいても生地が濡れにくいので汗冷えしにくいです。
シャツも保湿性が良いタイプを選ぶようにすると、冬山での体温低下予防になります。
ダウンジャケットは重い作りのタイプだと体力を消耗するので、なるべく軽量化されたダウンにしましょう。

テントやシュラフについて

テントやシュラフは冬に使うためのタイプがあるので、それを購入して夏と冬は別々に使い分けてください。

寒い季節に使うテントは生地の素材が分厚く保湿性がある、かつ空気の通りが良くこもらないコットンタイプが理想的です。
テントの裾が長く地面に伸びているスカート部分があるものだと、テント内の温かさが外部に逃げないようにできます。
テントの下と内側にしく専用シートがあると地面の底冷え対策になり、内側のシートの上にしくブランケットも用意しておくとなお良いです。

シュラフは雪山用のタイプが温かく防寒対策におすすめで、中でもダウンシュラフは機能性が高い上に軽いので持ち運びやすさがあります。

暖を取るためのアイテムについて

ホッカイロを持っていくだけでは冬のアウトドアの防寒にならないので、使用しやすい小型石油ストーブも用意しておきましょう。
一酸化炭素中毒が起こるリスクはありますが、テント内の空気の入れ替えをしっかりすれば心配ありません。
アウトドアメーカーからコンパクトなストーブが色々と販売されているので、お店や専門サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

アウトドアの防寒で注意するべきこと

防寒対策に良いと思ったことが逆に体温を奪う結果になる恐れがあるので、次にあげる注意点について覚えておいてください。

・寒さをしのぐためにスキーウェアなど着こんだまま寝る
・寝つきを良くし体をポカポカにするためにお酒をたっぷり飲む

スキーウェアは温かくても着たまま寝てしまうと、体が汗をかいて濡れてしまい風邪を引きやすいです。
着こむことは冬のアウトドアに大切ですが、過剰になると逆に体温が失われてしまいます。
お酒を飲むとアルコールの働きで体が温かくなり酔いでよく寝れそうですが、実は体温を下げ尿意で目が覚めやすくするのでおすすめではありません。
お酒は寝る直前ではなく、食事時の少々楽しむ程度にしましょう。

まとめ

危険性も高い冬山でアウトドアをするのであれば、今回の記事で解説した防寒対策の心得を参考に入念に寒さへの備えをすることが重要です。

夏よりも冬の方が準備するのが大変ですが、凛とした雰囲気がある冬山で過ごす時間は日常を忘れさせてくれるでしょう。