高血圧にはバナナがおすすめ。血液をサラサラにする秘密とは

子供から大人までみんな大好きなバナナ。高い栄養価とカロリーから、朝ごはんの代わりに食べている人もいると思います。そんなバナナですが、実は高血圧を改善する効果があるのを知っていますか?継続的に食べ続けることで、血圧を下げられるのです。高血圧に効果のある、バナナの秘密を紹介します。

バナナを食べると高血圧が改善する?

なぜバナナが高血圧に効果があるかというと、バナナには豊富にカリウムが含まれており、体内に溜まった過度な塩分を排出させるからです。そもそも高血圧とは、血液量が多く、血管に圧力がかかっている状態です。血液内の塩分濃度が高くなりすぎると、体は塩分濃度を薄めるため血液中の水分を増やします。ですが、それによって血液の総量が増加し、血管に圧力がかかってしまうのです。一見すると血液量が多くても良いように思えますが、常に圧がかけられた血管は、疲労や傷がつき、硬く脆くなります。弾力が無くなれば破れやすくなるだけではなく、血液も滞り血管が詰まったりするのです。毎年、心筋梗塞や脳卒中などで亡くなる人は多く、実は、高血圧は危険な症状といえるでしょう。ですが、カリウムには細胞の浸透圧を維持する働きや細胞や神経などを正常に保つ機能があります。腎臓でのナトリウム再吸収を抑制することで排尿を促し、血中にある余計な塩分を体外に排出するのです。結果として、塩分濃度が減ることで水分の増加も無くなり、血液量が減ることで血圧が下がるわけです。

バナナの食べ過ぎによるデメリット

美味しいだけではなく血圧も下げるバナナですが、食べ過ぎると大変なことになります。食べ過ぎるとどのような症状になるのでしょうか?

高カリウム血症になりやすい

カリウムが豊富なバナナを食べ過ぎると、高カリウム血症になります。塩分は排出できても、代わりにカリウムが処理できなくなるわけです。ただ、高カリウム血症になったからといって、特に症状が出るわけではありません。多少の筋力低下はあるものの、高血圧と同様に普段通り生活できます。ですが、稀に不整脈が生じるため、油断は禁物です。

とはいえ、高カリウム血症になるのは毎日5本以上など明らかに食べすぎな場合です。毎日1本~2本程度なら自然に排出されます。腎不全など腎臓に障害のある場合は別ですが、基本的には気にしなくて良いでしょう。

尿路結石ができやすい

バナナには、尿路結石の原因となるシュウ酸も豊富に含まれています。不整脈とは違い命に関わる症状ではありませんが、激痛を伴うため、可能なら結石は無い方が良いです。高カリウム血症と同様に、毎日1本~2本程度なら問題ありませんので、食べ過ぎには注意しましょう。ちなみに、シュウ酸は水溶性なため、茹でることで減らすことができます。ホウレンソウや抹茶はバナナより多くシュウ酸が含まれますが、どちらも茹でたり沸かしたりするため、シュウ酸の摂取量はそんなにはありません。ですが、バナナの場合は基本的に生で食べます。そのため、シュウ酸は一切減らず、尿路結石の危険があるわけです。尿路結石が気になる人は、バナナを茹でてから食べると良いでしょう。

バナナの効果

栄養価が豊富なバナナには、他にも様々な効果が期待されています。

バナナは美容に効果がある

バナナには、肌のターンオーバーを促進させ、若さを保つ美容成分も含まれています。ビタミンB2は糖質や脂質の代謝を促し皮膚や髪などの再生に関与し、ポリフェノールは抗酸化作用によって肌の老化を軽減するのです。また、食物繊維やオリゴ糖によって、腸内の悪玉菌や不要な脂質などを排出させ、体の中から綺麗にしてくれます。他にも、たんぱく質の生成を補助し、皮膚や粘膜などの健康を保つビタミンB6など、バナナには様々な美容に効果のある成分が揃っています。

バナナはダイエットに効果がある

バナナは、高栄養価に反してカロリーが低めなのが特徴です。バナナ100gあたり86カロリーしかなく、これは、ご飯1/2杯分と大体同じカロリーになります。もちろん糖質もご飯より低く、ダイエットに向いている食材なのです。また、バナナには脂肪燃焼をサポートするビタミンB2やビタミンC、腸内をスッキリさせる食物繊維も含まれており、お腹周りがすっきりするでしょう。

バナナは発育を促進させる

バナナには、体を作るための様々な成分が揃っています。骨の形成を助けるマグネシウムや、たんぱく質の代謝を助け血肉になるビタミンB6、さらに3大栄養素の一つ炭水化物も含まれており、成長期の子供におすすめの食べ物です。他にも、鉄や亜鉛といったミネラルも豊富で、偏食によって偏った栄養を補ってくれます。

バナナはストレス軽減効果がある

バナナには、自律神経を整えストレスを緩和する作用もあります。自律神経を整えるにはセロトニンという脳内物質が必要であり、そのセロトニンの生成を補助するビタミンB6が、バナナには豊富に含まれているからです。自律神経を整えば気持ちも落ち着き、リラックスできます。また、セロトニンは睡眠を促すメラトニンを生成します。しっかり熟睡すれば、精神だけではなく、体の疲れもリラックスできるでしょう。他にも、バナナに含まれるビタミンCは、抗ストレスホルモンの生成に関わります。甘くて美味しいからリラックスするというだけではなく、科学的にストレス発散に効果があるのです。

高血圧に効果のある食材

バナナ以外にも、里芋、ホウレンソウ、ブロッコリー、ひじきなどもカリウムが豊富に含まれています。イモ類、緑黄色野菜、海藻類、果物類、ナッツ類は、多かれ少なかれカリウムが含まれていると思って良いです。また、緑黄色野菜とナッツ類には、血管の弾力を保つためのビタミンEも豊富に含まれています。血管が柔らかくなれば、破けたり詰まる心配も無いでしょう。高血圧を解消するだけではなく、心筋梗塞や脳卒中のリスクを緩和させるのです。

高血圧が心配な人は毎日バナナを食べよう

バナナには、排尿を促すためのカリウムが豊富に含まれています。排尿と共に余計な塩分を排出し、血中に水分が増えるのを防ぐのです。コンビニ食を始め、普段から味が濃く塩分が多い食生活をしている人も多いでしょう。今は良くても、塩分の多い食生活を続けていれば、いつかは高血圧となります。将来のリスクを回避するためにも、今日から毎日バナナを食べましょう。ただ、高血圧の原因は塩分だけではありません。他にも、アルコール過多、肥満、運動不足、ストレス、老化など様々な原因があります。バナナを食べたからといって、高血圧とは完全に無縁な生活とはいかないです。高血圧はもちろん、いつまでも健康でいられるよう、バランスの良い食事や毎日の運動も心がけるようにしましょう。

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