生命線が枝分かれするとどうなるの？分岐した意味とは

数ある手相の中でも、特に有名な生命線。最も濃い線の一つであり、手相初心者でもすぐに見つけることができます。見つけやすく読み取りやすいことから、一度は調べて見た人も多いことでしょう。そんな生命線ですが、人によっては枝分かれしていることがあります。「寿命が分岐している」と考えると、誰だって恐ろしく、気になって仕方がありません。分岐した生命線には、どのような意味があるのでしょうか？

生命線ってどこのこと？

生命線とは、親指と人差し指の間から、弧を描き手首まで伸びる、太く濃い線の事です。生命線は、主に生命力や体力を示しており、長さで強さを表しています。生命線が長ければ健康的で病気になりにくく、逆に短ければ生命力が低く病気になりやすいと言うことです。また、生命力は寿命にも影響をします。もちろん、絶対ではありませんが、生命線が長いほど長寿があり、逆に短いほど短命というわけです。

本数の違いによる生命線の意味

基本的に1人2本の生命線ですが、中には2本3本（二重生命線、三重生命線）と複数本ある人もいます。そのような人は、単純に生命線が2倍3倍だと思ってもらえれば良いです。たとえ生命線が短くても、本数が多ければ、それだけ生命力が溢れていることを表します。

逆に、生命線が無い人もいます。生命線が無いということは生命力が足りていないということの表れです。病弱、持病があるなど、体力的にも不利な部分があるでしょう。生命線が無い人は滅多にいませんが、無い人は、身体を鍛え健康的な生活を心がけると良いです。

生命線の分岐する意味

生命線は枝分かれする方向によって意味することが違ってきます。単純に「多いから凄い」というわけではないため、よく確認をしましょう。また、途中で分岐した場合は、分岐したあたりの年代を示唆します。人差し指と中指の間あたりが、大体20代くらいですので、大まかに年代を予想してください。

生命線が先端で枝分かれしている

生命線が枝分かれしているのは、命名力が強いことの表れです。二重生命線と同じで、心身ともに強く、健康的であることを表しています。ただ、線が薄いと逆の意味になります。線が薄いほど、生命力が弱く病弱になりやすくなるでしょう。

生命線が3本に枝分かれしている

生命線が3本に枝分かれしているのは、好奇心の表れです。様々な分野に関心を持つようになります。また、複数のことを同時に対応できる面も持ち合わせており、器用で効率の良さを発揮するでしょう。ただ、二股と同様に線が薄いと意味が逆転します。優柔不断で迷いやすく、物事が決められにくいです。決断力も低いことから、信頼性も低いといえます。

生命線が細かく枝分かれしている

生命線の先が細かく枝分かれしているのは、疲労しやすことの表れです。生命力が細かく分岐しているため、一つ一つの生命力が弱くなります。心身ともに疲れが溜まっていることを示しており、身体を壊す一歩手前でもあります。さらに、生命力が弱いことで、老いやすいです。また、線が濃いと運気までも分散します。何をやっても裏目に出やすく、さらに老けこみやすくなるでしょう。

生命線が上向きに枝分かれしている

生命線が上向きに枝分かれしているのは、運気上昇の表れです。単純に分岐しているあたりの年代に、幸運が舞い込んできます。「開運線」とも呼ばれており、その年代頃は、仕事も恋愛も、様々なことが上手くいきやすいです。さらに、人差し指方面まで伸びると、向上線になります。努力することで結果を残すことができるでしょう。

生命線が下向きに枝分かれしている

生命線が下向きに枝分かれしているのは、精神的な減衰の表れです。精神的に疲れているのはもちろん、不安定だったり緊張しっぱなしだったりと、精神的な乱れが示唆されます。「病は気から」というように、精神の影響は健康にも影響をします。健康的な生活を送るためにも、日々ストレスを発散し、休息を心がけるようにしてください。

生命線が手の平側（弧の外側）に枝分かれしている

生命線が手の平側に枝分かれしているのは、良い意味での転機の表れです。怪我や病気が治る、妊娠するなど、生命的な面で良い結果が起こりやすいです。また、体調も良くなり、病気や怪我もしにくいです。ストレスも少なく健康的な日々が過ごせるでしょう。

生命線が親指側（弧の内側）に枝分かれしている

生命線が親指側に枝分かれしているのは、体力的な減衰の表れです。老いなどによって疲れがとれないだけではなく、怪我や病気にもなりやすいです。

体力と精神は互いに影響しており、肉体が疲れることで気も滅入りやすくなります。食事と睡眠をしっかり取り、無理のない生活を送るよう心がけましょう。

生命線が無秩序に伸びている

枝分かれが複数あり、それぞれがバラバラに伸びているのは、生命力が不安定な事の表れです。年代ごとに生命力が変化し、病弱な年代もあれば健康な年代もあるなど、起伏が激しい人生になります。今まで調子が良くても、突然病気や怪我をすることもよくありますので、日々の体調管理には注意してください。

別の生命線と間違えないように

主に枝分かれした場所（年代）で影響のある生命線ですが、枝分かれした場所や方向などによっては、別の生命線になる場合もあります。

例えば、人差し指の直下当たりから人差し指方面に伸びている場合は、生命線の枝分かれではなく向上線になります。他にも、生命線の下の方から手首の方向に伸びていると旅行線だったりと、一概に生命線の枝分かれとは言えません。詳しく知りたいなら、専門の占い師に相談するか、本やネットで調べながら確認すると良いでしょう。

健康に気を付け元気に過ごす

生命線の分岐は、主に健康状態を示します。分岐が多ければ良いというわけではなく、分岐する場所、方向、濃さによって意味が変わるのです。体力的、精神的に悪いようなら、健康に気を付けて生活すると良いでしょう。

もちろん、どのような手相であっても、健康的な生活は大切です。手相はあくまでも占いの一種ですのでハズレることも多いです。三重生命線であっても病気にはなります。手相を妄信せずに、ストレスの無い健康的な生活を目指しましょう。