ハイキングの楽しみ方とは？登山との違いやハイキングの注意点なども紹介

アニメやドラマなどの影響で、近年はアウトドアへの関心が広まってきています。ハイキングもその一つであり、運動の秋を機にハイキングに興味を持つ人も少なくないでしょう。

この記事では、そんなハイキングに興味を持った人のため、ハイキングの魅力や楽しみ方について紹介します。

ハイキングをしてみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ハイキングとは

ハイキングとは、景観を楽しむ山歩きのことです。山歩きではありますが登頂を目的としておらず、散策によって自然の景色を楽しむことを目的としています。

ハイキングの魅力

ハイキングの魅力は、自然を堪能できることです。日帰りできる範囲のゆるい散策であるため、山歩きに慣れていない人でも自然に目を向ける余裕があります。

紅葉や湖などの美しい景色や、木々の音や澄んだ空気を堪能することで、都会にはない自然の姿を、ハイキングによって感じることができるでしょう。

トレッキングや登山との違い

トレッキングとは、山登りや散策を目的とした山歩きのことです。基本的な部分はハイキングと同じではありますが、ハイキングよりも山登りを意識しており、山歩きの難易度が高くなっています。

登山も合わせると、ハイキング、トレッキング、登山の順に難易度が高くなると言えます。それぞれ主な目的や難易度が異なるため、自分に合った山登りを心がけましょう。

・ハイキング：景観観察を目的とした日帰りの山歩き
・トレッキング：登山道の散策を目的とした日帰りの山歩き
・登山：登頂と目的とした山歩き

ハイキングの楽しみ方

ハイキングの目的は、自然を満喫することです。ハイキングを通じて、自然の美しさや爽やかさなどを楽しむことができます。

しかし、初めてのハイキングだと「自然を満喫する」のもよくわからないと思います。景観を見るだけでは、人によってはつまらなく感じてしまいます。

初めてのハイキングでも楽しめるよう、ハイキングの楽しみ方をいくつか紹介します。

写真を撮る

良い風景を見つけたら、景色を写真に納めるといいです。美しい景色を納めることで、後で見返す楽しみができます。

自然の景色は、いつも同じではありません。季節が違えば紅葉や雪化粧が見られ、同じ季節でも数日違えば草木は成長し見え方が変わってきます。

自然の景色は一期一会です。今ある瞬間を納め、自分が感じた世界を残してみてください。

友達と一緒に散策する

1人がつまらないなら、友達も誘うといいです。一緒に散策すれば、会話も弾み散策がより楽しくなります。

同じ景色を見ても、人によって感じ方は違います。それぞれ感じたことを話すのも、一緒にハイキングをする楽しみ方です。

山登りとはいえ、ハイキングは難易度が低く初心者でも楽しみながら登れます。興味がある人がいるなら、一緒に出かけてみると良いでしょう。

お弁当を楽しむ

お弁当目的も、一つの楽しみ方です。自然の中で食べるお弁当は、たとえ塩むすびであっても、普段より何倍も美味しく感じます。

レシピサイトで検索してみると、山登り向けのオベントもう紹介されています。ピクニック気分でいろいろなお弁当を作ってみてください。

また、料理店や旅館が近くにあるハイキングコースも存在します。ハイキングついでに、山の幸を使った絶品料理も楽しんでください。

温泉を楽しむ

場所によっては、近くにある温泉があるハイキングコースもあります。ハイキングで疲れた体を癒すことができ、いつもより入浴が気持ち良くなるでしょう。

温泉から見える景色も格別であり、心地のいい時間を過ごせます。

温泉が目当てではありますが、ハイキング後のことを思うと、ハイキング自体も楽しくなります。

ハイキングの注意点

ハイキングは、ただ楽しいだけではありません。ハイキングする際に、注意すべきこともあります。

ハイキングを安全に楽しむためにも、注意点をしっかり意識してください。

マナーを守る

ハイキングは、マナーを守ってください。ハイキング（登山）には「すれ違う際は軽く挨拶をする」「ゴミは持ち帰る」「植物を勝手に採取しない」などの基本的なマナーが存在します。

近年は、ハイキングや登山をする人が増える一方で、ゴミのポイ捨てが問題となっています。

マナーと言っても難しいことは一切なく、よく考えればわかることがほとんどです。人や自然に迷惑をかけないよう、事前にマナーを確認した上でハイキングを始めてください。

山を甘く見ない

ハイキングは、最も緩い山登りです。主なルートは整備された山道、道案内や手すりなどもあることから、初めてでもハイキングが簡単に見えるでしょう。

それでも、ハイキングは山登りであることには変わりありません。急に雨が降ったり、崖ずれなどのトラブルが発生することもあります。

場合によっては、野生動物や滑落によって怪我をすることもあるでしょう。

ハイキングだからといって甘く見ず、しっかり装備を準備したうえで、ふざけずハイキングを楽しんでください。

初心者におすすめの山の選び方

最後に、山選びのポイントを紹介します。山選びに迷ったら気にしてみてください。

標高

標高が低い方がハイキングをしやすいです。標高が高いと寒くなりやすいため、装備が重くなってしまいます。

快適なハイキングをすためにも、標高が100m〜300mほどの山がおすすめです。

登山道の整備状況

歩きやすいよう、起伏が少ないルートがおすすめです。起伏が多いと足への負担が大きくなり、ハイキングが辛いものになってしまいます。

登山道の整備状態も含め、歩きやすいルートを選んでみてください。

休憩場所の有無

休憩場所があると、ハイキングの途中で体を休められます。食事休憩もしやすく、ペースを保ってハイキングができるでしょう。

また、有人の休憩所なら、緊急時の相談もしやすいです。

無理せずハイキングを楽しめるよう、休憩場所が充実している山やルートを選びましょう。

まとめ

ハイキングは、自然を楽しむことを目的としたアクティ美テヒです。トレッキングや登山よりも軽い運動であり、普段運動に慣れていない人でも楽しむことができます。

自然散策以外にも、写真撮影や温泉観光といった楽しみ方もあります。人によっては、ハイキングついでに川遊びやヨガを楽しむ人もいるようです。

楽しみ方は人それぞれですので、マナーを守って自由にハイキングを楽しんでみてください。