30代になったらリラックスして一日を終える習慣をつけよう！

30代になってくると男性女性ともに体にも変化が出てくるので、30代に入ったら一日が終わる前にリラックスして自分の心身を労わってあげる習慣をつけましょう。
しっかり休息しておくと翌日が楽になるというだけではなく、もっと先の自分に対しても助けとなるのです。
家庭や職場のことで自分に無理をさせてしまっているのにケアをせず一日を終えている人は、当記事を参考に自分のケアをしてあげることを習慣にしてくみてください。

30代になってくると体力が落ちやすくなる

30代になって最も注意しなくてはいけない点が体力の低下で、20代だったときの自分と比べると無理な頑張りは体に大きな負担をかけてしまいます。
自分をリラックスさせることが重要になってくるのは、体力が落ちやすくなった状態をカバーするためもあるのです。

20代の頃より自律神経が低下する

「30代になって体力がガクンと落ちた」と話す人が多いですが、実際に30代になると20代の頃より自律神経がガクンと低下してしまうのです。
自律神経は心と体の動きをバランス良く調整するために必要なもので、30代になった際の自律神経は20代時の半分程度の働きになるといわれています。

女性は体質的に特に注意が必要

自律神経の働きの低下は男性よりも女性の方が体質的に影響が出やすいので、女性は特に注意するようにしましょう。
デリケートな女性の体は30代になるとホルモンバランスが乱れやすくなり、無理をするとただでさえ動きが鈍くなっている自律神経に負担がのしかかり自律神経失調症になりやすいです。
女性に自律神経失調症の症状が出てくると更年期のような不調が見られ、急に火照って汗をかいたり体が冷え出したりなどのトラブルが起こりやすくなります。

対策しないと40~50代で問題に

30代になると出やすい軽い体調不良に何も対策をしないで適当にしておくと、さらに歳を重ねた40~50代になったときに体に深刻な問題が起こる恐れがあります。
自律神経の働きが悪くなれば臓器にも影響してきて、怖いパターンだと心臓の機能にも負担がかかって心臓の働きに支障が出たりもするのです。
心身をリラックスさせるなどの対策をしておくと自律神経も整えられ、加齢の影響により働きが鈍くなった分を補えます。

30代はリラックスして一日の疲れを解消しておく

自分が後々大きな病気にかからないように予防するためにも、30代になったらリラックスタイムを作り一日の疲れを解消しておきましょう。

当日の疲労を翌日に残さないように

心身にとって疲労の蓄積は負の貯金であり溜め続ければ体力の回復が大変になるので、当日にかかった疲労はその日のうちに解消して翌日に残さないようにします。
忙しかった日はリラックスすることも後回しにして寝たいかもしれませんが、ほんの少しだけでも行い疲労を次の日の自分にまで持ち越さないようにしてあげてください。

リラックスタイムは夜中心で

疲労のピークは仕事が終わって力が抜けた夜などに感じやすいので、リラックスタイムは夜中心に行うことがおすすめです。

お茶や音楽を楽しむ

体温が高い方が免疫力や代謝の働きが良く疲労回復が早いので、ノンカフェインの温かいお茶を飲んで体を温めましょう。
ゆったりとしたヒーリング効果のある音楽はリラックス効果が高く、お茶と一緒に音楽も楽しむと良いです。

軽い運動やマッサージ

筋肉がかたく緊張した状態のまま眠りにつくと睡眠が浅くなってしまうため、お風呂に入る前などにストレッチなどの軽い運動をして筋肉をほぐしてあげてください。
リンパの流れが悪かったり毒素である老廃物が溜まったままだと体に良くないので、お風呂上がりにクリームなど塗る際に体をマッサージしましょう。

寝る前に深呼吸で整える

一日中考えている頭の中をリラックスさせてあげるには、寝る前に目を閉じ深呼吸して瞑想を行いましょう。
視界をシャットダウンして息のリズムに意識を合わせると、日常の悩みから思考を離してあげることができます。

日中の過ごし方にも注意すること

30代で低下してくる自律神経の働きをなるべく良い状態で維持するには、日中の過ごし方にも注意して乱れの元になる行動は避けましょう。

● 朝に起きたらカーテンを開けて必ず太陽の光を浴びる
● 3度の食事で肉・魚・野菜をバランス良く食べる
● その日の気温に合わせて体温調節を心がける

太陽光は自律神経の安定を助けるセロトニンを脳で分泌しやすくさせ、バランスの良い食事は自律神経に良い栄養素を体に与えてくれます。
自律神経の乱れは体温の乱れとも連動しているので、気温が高い日は薄着にして気温が低い日は体を冷やさない服装にするなども対策になります。

まとめ

30代になってからの過ごし方は後々の自分の体に影響してくるので、体力が落ちてくる年代に入るのに合わせてリラックスしてその日のうちに疲労を回復する工夫をしましょう。
これからの人生をずっと元気に生きていきたいと思う人は、自分がリラックスして一日を終えられるかが先々の元気を左右すると考えてください。