マイボトルのメリット・デメリットは？マイボトルの選び方も紹介

不景気が続く近年。物価の高騰も続き、飲み物の値段も上がりつつあります。上昇量は微々たるものだとしても、毎日購入をすれば負担も大きくなり、どうにかして節約したいと思うかもしれません。

そんな節約に悩む人には、マイボトルがおすすめです。飲み物を持参することで、毎日の出費を減らすことができます。

他にも、マイボトルには様々なメリットがあり、節約だけがマイボトルのメリットだけではありません。

マイボトルにはどのようなメリットがあるのか？デメリットや選び方と合わせて紹介します。

マイボトルのメリット

マイボトルにすると、どのようなメリットがあるのでしょうか？

節約になる

一つ目のメリットは、前文でも話したように、節約ができることです。自販機やコンビニなどで購入するよりも、マイボトルに入れて持参する方が、基本的には安くなります。

近年は、物価高騰の影響により値段が高くなっています。毎日購入していると、思ったよりも出費がかさむでしょう。少しでも節約するなら、マイボトルがおすすめです。

他にも、某コーヒーショップをはじめ、マイボトル持参で割引される場合もあります。マイボトルを活用した方が、いろいろとお得になるのです。

温度を維持できる

二つ目のメリットは、保温・保冷機能が優れていることです。朝入れた飲み物の温度を、夜までキープしてくれます。

持ち運ぶだけならペットボトルでも十分ですが、ペットボトルだとすぐにぬるくなってしまいます。ホット飲料もすぐに冷えてしまい、長続きしません。

ですが、マイボトルを使えば、ぬるくなったり冷めたりする心配がありません。製品にもよりますが、平均して約10時間ほどは、そのままの温度を保ってくれます。

暑い日や寒い日でも、常に最適な温度でドリンクが楽しめるでしょう。

好きな飲み物が楽しめる

三つ目のメリットは、好きな飲み物を楽しめることです。お茶類はもちろん、ジュースやコーヒー、さらには、コンソメスープや甘酒を入れることもできます。

自販機やコンビニで飲み物を購入すると、どうしても種類が限定的となります。もちろん、それでも十分な人なら問題ありませんが、折角なら好きな飲み物が飲みたいでしょう。

マイボトルを使って、自由なティータイムを楽しんでください。

ただし、材質によってダメな飲み物もあります。炭酸類や塩分が多い飲み物を入れる場合は、問題がないか説明書をよく確認してください。

環境保全につながる

四つ目のメリットは、環境に優しいことです。ペットボトルや缶の消費が減り、環境保全が実施できます。

近年は、世界的に環境保全が推奨されており、様々な取り組みがされています。マイボトル持参で割引されるされるのも、環境保全の一環です。

持参する本人自体にメリットはありませんが、環境を守るためにも、マイボトルを活用しましょう。

マイボトルのデメリット

残念なことに、マイボトルの利用にはデメリットもあります。

洗うのが面倒

一つ目のデメリットは、洗い物が増えることです。ペットボトルや缶なら捨てれば良いですが、マイボトルは捨てるわけにはいかず、飲み終わったら洗う必要があります。

また、形状的に一般的なスポンジでは洗いにくいです。しっかり洗うためには、細長なブラシなどが必要となります。

中には、分解して細かく洗浄できる種類もありますが、それはそれで面倒といえるでしょう。

洗い物が増えるのが嫌な人には、マイボトルは合わないかもしれません。

持ち運ぶのが面倒

二つ目のデメリットは、持ち運びが面倒なことです。必要な時に購入すれば良いペットボトルや缶とは違い、常にバッグに入れておく必要があります。スペースをとるのはもちろん、重量もあることから、持ち運びは便利ではありません。

もちろん、軽量でコンパクトなマイボトルも販売していますが、ペットボトルと比べるとやっぱり重く、小さい分持ち運べる量も少なくなります。

バッグに余裕がない、重くなるのを嫌う人には、マイボトルは使いにくいかもしれません。

マイボトルの選び方

近年は、マイボトルに力を入れる企業も多く、様々なマイボトルを販売しています。自分好みの種類を選ぶことができ、ショッピングする楽しみもあるでしょう。

ですが、種類が多いからこそ、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。マイボトルは何を基準にして選べば良いのでしょうか？

容量・サイズ

マイボトルを選ぶなら、まず容量を気にすると良いです。容量が不足していると、マイボトル一本では足りなくなります。追加で買い足さなくても良いよう、ある程度の大きさが必要です。

とはいえ、大きいと持ち運びに不便です。容量はもちろんですが、持ち運ぶことを加味して選ぶ必要もあります。

目安としては、ちょっとした外出程度なら200ml～300mlの小型サイズ、学校や職場に持参するなら500ml～600mlの標準サイズ、スポーツやアウトドア目的なら1Lの大容量サイズを選ぶと良いでしょう。

飲み口・形状

マイボトルには、水筒タイプやタンブラータイプなど、様々な形状の物が存在します。持ち運びをするなら密封性が高い水筒タイプ、手軽に飲みたいならタンブラータイプといったように、普段の使い方で選ぶと良いでしょう。

また、飲み口の形状も重要な要素です。「口が大きいと飲みやすいけどこぼれやすい」といったように、形状によって飲みやすさが異なります。子供用に持たせるなら、ストロータイプがおすすめです。

他にも、蓋がキャップ式かワンタッチ式かでも、使いやすさは異なるでしょう。

実際に使ってみないと分からない部分は多いですが、実際に使用している様子を思い浮かべて選んでみてください。

材質

近年のマイボトルは、材質にもこだわっています。耐久性のある基本的なステンレスを始め、軽量な樹脂製、さびにくいチタン製、中身が分かるガラス製、折り畳み可能なシリコン製など、材質によって特徴は異なります。

どれを選んでも基本的には問題ありませんが、それぞれの特徴を加味して選んでみてください。

洗いやすさ

洗いやすさも、選ぶ際の重要なポイントです。いざ使い始めてみたけど、洗うのが面倒なことから使わなくなる人も結構います。

入れ口が広く中まで掃除しやすい、分解して洗えるなど、長く使うことを考えるなら、洗いやすい商品を選びましょう。

見た目

最終的には、見た目で選ぶと良いです。好きなデザインなら、持ち運ぶのも苦ではありません。

積極的に使いたくなり、毎日が楽しくなります。

まとめ

マイボトルの最大のメリットは、好きな時に好きな飲み物を楽しめることです。温かい飲み物や冷たい飲み物をそのままに、いつでも最適な温度で楽しめます。節約するだけが、マイボトルの魅力ではありません。

ただ、洗うのや持ち運ぶのが面倒なデメリットもあります。メリットだけで使い始めると、後で後悔するでしょう。

最近のマイボトルには、軽量で飲み終わったあと折りたためるシリコン製や、掃除を楽にする道具も販売しています。デメリットが気になる人は、それらの商品をチェックしてみてください。