【ライフスタイルの悩み】電気代を安くするにはどうすればいい？

最近どの人にも共通するライフスタイルの悩みとして、大幅に高騰している電気代に困っている人が多いですね。

今の急激な値上がりは世界的な社会情勢が影響していますが、今後も高止まりが予想される料金を少しでも安くするには電気を無駄にしないライフスタイルが重要になります。

生活の中で無駄に電気を使ってしまっていることは多いので、自分の日々の暮らしを細かくチェックしてみましょう。

電気代の中で消費割合が多いものについて

電気を適切に使うライフスタイルを実行する前に、電気代の中で一体何がエネルギーを消費しているのか覚えておきましょう。
消費割合が多いものが分かっておいた方が、「どこから削るべきか？」が見えやすくなります。

日々の生活に必要な家電類の中でエネルギーを多く消費しているのは、冷蔵庫・エアコン・食洗機・洗濯機などの大型の家電が中心です。
年間を通してかかる料金は以下の通りです。

●冷蔵庫：6,000円〜10,000円前後
●エアコン：16,000〜60,000円前後
●食洗機：毎日1回使用の場合は7,500円前後、毎日2回使用の場合は15,000円前後
●洗濯機：乾燥機能も使用した場合はドラム型で8,800円前後、縦型洗濯機で21,000円前後

冷蔵庫やエアコンは家庭によって複数台を所有していることもあるので、その場合はさらに料金がかかります。

節電をライフスタイルに取り入れ電気代を抑える

ライフスタイルに生活で使うエネルギーを減らして節電する心がけを取り入れることが、すぐに自分では始められる電気代コスト削減の方法になります。

日々のこまめな頑張りが料金の金額に表れてくるので、ちょっと面倒に感じてもコツコツ節電を続けてみてください。

まずは電気を使うものから節電

節電はエネルギーを多く消費する家電から、まずは使う量を抑えていきましょう。
消費割合の多い冷蔵庫・エアコン・食洗機・洗濯機については、以下の方法でエネルギーを削減することが可能です。

●冷蔵庫：温度の設定を気温が高い夏のみ「強」にして、そのほかの期間は「中」にしようとする
●エアコン：フィルターを綺麗にして掃除して、室外機近くは散らかさず何も置かないようにする
●食洗機：食器を洗浄するだけにして、食器を乾かす機能は使わない
●洗濯機：梅雨や雨続きの時のだけ乾燥機能を使い、基本使いは選択のみにしてまとめ洗いをする

エネルギーをたくさん使うものから減らすように取り組めば、電気のコストダウンが効率的にしやすくなります。

電化製品を省エネのものにする

エネルギー消費の大きい家電なども含めて家で使う電化製品を省エネ効果のものにすると、余計な電気は使われなくなるのでおすすめです。

省エネ効果の高いものは通常よりも電気を少なく使うように開発されているので、買い替える場合には省エネのものにしてみてはいかがでしょうか。

地球環境に問題とされる二酸化炭素の発生も抑制でき、省エネの電化製品は家計にも自然にも優しいものになります。

使わない時は電源オフにする

電気を使うものは電源をつけている分だけ料金が発生するので、冷蔵庫以外は使わない時は電源をオフにしておきましょう。

特にエアコンについては夏や冬の時期などつけっぱなしにしやすいため、エアコンを設置している部屋から長時間離れる際などは電源をオフにしてください。

必要な時だけ電源をオンにするようにすると、長い目で見て電気代の節約になります。

電気代そのものの見直しもしてみよう

節電を意識したライフスタイルの取り組みと合わせて、自分の使っている電気代そのものも見直すと節約効果が上がります。
プランの内容や電力会社によって電気使用にかかる料金が違ってくるので、自分の使っている電気代の条件などをチェックしてみてください。

契約アンペア・時間帯に注目

電力会社のプランは契約アンペアの大きさや時間帯で安くすることができるので、契約アンペアを1段階小さくする・自分のライフスタイルに合う時間帯割引に変更してみてはいかがでしょうか。

注意点としてアンペアは小さくすることでブレーカーが落ちやすくなったり、時間帯割引は日中の使用料金が高めになりやすいので自分の生活に合うかで決めることが必要です。

条件が合う電力会社にしてみる

最近は違う業種から電力業界に参入している会社も多く、そういった新規の会社は基本料金も安めなので契約している会社を変えてみるのもいいでしょう。

新規の電力会社は契約できるプランが古参の会社より充実しているので、複数の業者を比較して自分の条件と合うところを選び乗り換えると電気だが安くなるチャンスがあります。

まとめ

高騰している電気の使用料金は電気を無駄にしないライフスタイルにする、電気代がお得になるプランや電力会社を選ぶことにより安く抑える対策が可能です。

電気の使い方を工夫してエネルギーを適切に使う考えを持てば、自分なりに電気代の節約をしていけるでしょう。