動物には霊感が存在する？霊感の有無について解説

猫が部屋の隅を見ている話を聞いたことはありませんか？虫がいるのかと思ってみても、何もないことから疑問に思う人は少なくありません。他にも、何もないのに右から左へ目で追いかけるなど、不思議な行動は結構あります。

これらの行動には、実は霊が関係しているとも言われています。猫には霊が見えており、人間には見えていないことで不思議な行動に見えるそうです。

他にも、何もない場所で怖がったり吠えたりなど、霊感を感じる動物は多いといえるでしょう。

動物は本当に霊感が優れているのか。動物と霊感の関係について説明します。

霊感とは

霊感とは、その名の通り、霊を知覚できる感覚のことです。

基本的には人の例の存在を感じることはありません。理由は色々考えられていますが、有名な説としては、感覚が閉じているからだと言われています。

霊感と聞くと特別な技能のように思えますが、スピリチュアルにおいては、触覚や視覚など五感の延長に過ぎません。生まれた際には誰もが感覚を持っていましたが、大人になるにつれ使われなくなり、次第に閉じてしまうのです。そのため、大人は霊を感じることができず、逆に赤ちゃんは霊を感じられるといわれています。

五感とは別の六番目の感覚であることから、霊感のことを第六感と呼んだりしています。

動物が霊感に優れる理由は？

動物は、人間よりも感覚に優れる生き物です。原始的ともいえますが、人間よりも感覚を使っていることで、第六感を錆びさせることなく使えると考えられています。

人間の霊感が閉じる理由には「霊はいないという常識を知り、否定することで霊感が閉じる」といった考えもありますが、動物にはそのような教えはないため、生まれ持った霊感がそのまま残っているともいえるでしょう。

また、人間にはない感覚を持つ動物は大勢います。例えば、アカギツネです。アカギツネは、雪に飛び込むことで雪の下にいる生き物を捕まえますが、これは、地球の磁場を感じ取り、獲物までの距離を補足しているからだと言われています。

他にも、電気感覚を持つサメ（ロレンチーニ器官）や熱感知を持つ蛇（ピット器官）など、それぞれが人間にはない第六感を保有します。

霊を補足できないために確認のしようがありませんが、動物に霊感があっても、なんら不思議とは言えないでしょう。

動物は霊感で人も判断している？

犬や猫は、霊感で人を選んでいるともいわれています。人にはオーラが存在しており、それを見て、人の内面を判断しているのです。

オーラとは、生体が発する霊的なエネルギーの放出です。思想や感情、パーソナリティによって色や大きさが変化し、オーラを読み取ることで、人の状態や本質を見抜くことができます。「霊的な雰囲気」とも表現することができ、何となく、「一緒にいて心地良い」「嫌な気分がする」と感じる人も珍しくはありません。

犬や猫も同じで、人のオーラを感じ取ります。単純に、「優しい」「柔らか」なオーラがある人には懐きやすく、逆に「強い」「大きい」オーラには、警戒して懐きにくいです。

また、霊感が強い人は、霊を集めやすいともいわれています。霊感が強い人の周りには常に霊が集まっており、霊を感じられる犬や猫は、霊を警戒して怯えたり吠えたりするのです。

動物は本当に霊感があるの？

今までの話を否定する形になってしまいますが、実際のところ、動物に霊感があるかどうかはよく分かってはいません。ただでさえ人間にの霊感もよく分かっていないのに、動物は会話もできないのですから当然と言えるでしょう。

犬や猫が何もない空間を見つめるのも、人間には聞こえない微かな音を聞き取っているからだともいわれています。右から左に視線を動かすのも、音が右から左に移動しているからだと考えられます。

また、飼い主の反応を楽しんでいるといった意見もあります。不思議な行動をすれば、飼い主は気になり構ってくれるからです。

他にも、空気中の埃を見ている、髭で空気の流れを読んでいる、臭いから情報を収集している、光を見ているなど、人によって考え方や見方は変わってきます。

もちろん、本当に霊感がある可能性もありますが、証明できない以上は何とも言えません。

動物に霊感があるかどうかは見る人次第

結局のところ、動物に霊感があるかどうかは、観測する人次第です。霊を見ていると思えば動物に霊感はありますし、音を聞き分けていると思えば、霊感はないと言えるでしょう。霊感があるかどうかは、正直な話、不明なままです。

ただ、霊感がある可能性は高いと言えます。人間にも霊感も持つ人は存在しますので、犬や猫、その他の動物が霊感を持っていてもおかしくはありません。音や臭いだけでは、説明しにくい行動も多いです。

動物が不思議な行動を取る際は、何に反応したのか、ぜひ気にしてみてください。