パワーストーンの効果とは？効果ごとに種類を紹介

パワーストーンとは、特殊なエネルギーを秘めた鉱石（貴石・半貴石）のことです。国有のエネルギーに共鳴する性質があり、様々な運気を増強してくれます。

パワーストーンと聞くと特別な石のように思えますが、瑪瑙、水晶、ペリドット、産後など、身近な物も少なくはありません。そして、それぞれに違った効果が存在するのです。

それぞれのパワーストーンにはどのような効果があるのか。選び方と合わせて紹介します。

パワーストーンの効果

主な効果をいくつか紹介します。

金運向上

所持をすることで正財運や蓄財運が向上するパワーストーンです。収入が増えることで、資産を増やすことができます。有名な種類としては、タイガーアイやシトリンが挙げられます。

また、偏財運（ギャンブル運）が向上するゴールドルチルクォーツなどもあり、同じ金運向上でも、方向性は同じではありません。

他にも、アンバー、ガーデンクォーツ、サファイア、モスアゲート、ラピスラズリなどもあり、仕事運と恋愛運と合わせて、最もポピュラーな効果です。

タイガーアイ

光の反射によって虎の目のように見える鉱石です。虎の目のごとく「すべてを見通す眼」とも例えられています。

金運以外にも、眼力による邪気払いや、損得や先見による仕事運向上効果も期待できます。

また、ゴールデンタイガーアイ、パープルタイガーアイ、ブルータイガーアイ、ブラックタイガーアイなど、亜種が多いのも特徴です。総じて金運が上がるパワーストーンになります。

シトリン

シトリンも金運向上として有名な鉱石です。水晶にごく少量の鉄分が含まれることで、黄色やオレンジのように輝いて見えます。

「幸福」や「成功」といった宝石言葉があり、「幸福の石」とも呼ばれています。11月の誕生石としても有名です。

ゴールデンチルクォーツ

針のようなルチルが入った、金色の水晶です。「金の線が入っている」ことから「金銭が入っている」として、金運向上のお守りとされています。

また、基本は水晶であり、邪気から身を守ってくれます。悪い気を跳ねのけ良い気を集めることから、強い効果が期待できるでしょう。

ちなみにルチルが太い場合にはタイチンルチルと呼ばれており、細いルチルであるゴールドルチルと分けられています。

仕事運向上

所持することで、仕事運が向上するパワーストーンです。目標へと導くアイオライトや成功や繁栄をもたらす翡翠、チャンスを引き寄せるブルートパーズなどがあります。

他にも、アクアオーラ、イエロートパーズ、イーグルアイ、カーネリアン、コスモオーラ、ブルーゴールドストーンなどもあり、金運と恋愛運と合わせて、効果が期待されています。

アイオライト

海のサファイアとも呼ばれる、すみれ色をした鉱石です。多色性の特徴もあり、見る方向によって色が違って見えます。

昔は、ヴァイキングや船乗りが航海のお守りにもしており、多色性の特徴を活かして羅針盤としても使われていたそうです。そのことから、人生や目標への道しるべとして伝わり、仕事向上のパワーストーンとして人気を集めています。

翡翠

深緑が特徴の鉱石です。世界中で発掘される鉱石でありますが、2016年に「日本の国石」として認定されました。

「翡翠には五徳（仁・義・礼・智・信）が備わる」とも言われており、人生の成功者でありたいという願いが込められています。

「奇跡の石」とも呼ばれており、持ち主に知識を授け、人生を成功へと導いてくれます。

ブルートパーズ

青色をした鉱石です。学問や教養をつかさどるとも言われており、学業や研究の分野で研究結果を残せるようになります。

また、対人関係もサポートします。特に友人関係に対して影響が大きく、良い関係を築けるでしょう。

一人では難しい難題も、協力者ができることで成功を納めやすいです。

恋愛運向上

所持することで、恋愛運が向上するパワーストーンです。真実の絆を見極めるアメジストや、女性からの人気が高いインカローズ、情熱的なルビーなどがあります。

また、結婚運にはアクアマリンや、サードオニキス。夫婦円満には、アパタイトやペリドット。縁結びにはアナゴナイトやローズクォーツなど、より細かく分けることもできます。

まとめて恋愛運と見ることもできますが、それぞれの望みがあるようなら気にしてみてください。

アメジスト

愛の守護石とも呼ばれる、紫色の水晶です。2月の誕生石としても知られています。

また、紫は昔から高貴を表す象徴でした。聖徳太子が定めた「冠位十二階」では紫が最高位に位置しており、位の高い者のみが身に着けていい色だったのです。そのためか、水晶の色変異種の中では、アメジストが最高位に評価されています。

ちなみに、紫に見えるのは、水晶に微量な鉄分が含まれているからです。さらに、色素に熱が加わることで、黄色の「シトリン」へと変化します。

インカローズ

持ち主を豊かな愛情で包み込むと言われる、ピンク色の鉱石です。心の傷を癒すとも言われており、恋愛に関するトラウマや緊張を和らげてくれます。

ピンクの見た目が可愛らしく、効果とは関係なく女性からの人気も高いです。別名「ロードクロサイト（バラ色の石）」とも呼ばれており、女性へのプレゼントにもおすすめされています。

ルビー

宝石の女王とも言われる、深紅の鉱石です。特に有名な宝石の一種であり、7月の誕生石としても知られています。

燃えるような赤色から情熱が感じられ、恋愛はもちろん、仕事や運動などの行動力を高めてくれます。

また、意外に硬く割れにくいことから、生活地盤などの安定性を高めるとも言われています。

ちなみに、ルビーとサファイアは同じ鉱石（コランダム）です。赤いコランダムがルビー、青いコランダムがサファイアと呼ばれています。ただ、効果は真逆であり、情熱を与えるルビーに対して、サファイアは知的で冷静さを与えてくれます。

健康運向上

所持することで、健康運が向上するパワーストーンです。新鮮な肉体を維持するカーネリアンや、エネルギーを補充するトルマリン、緑を保護するサードオニキスがあります。

他にも、アンバー、ムーンライト、ペリドット、サンストーンなどがあります。仕事運向上で紹介したアイオライトや、恋愛運向上で紹介したルビーなども、健康運向上のご利益が期待できます。

カーネリアン

鮮やかな赤が特徴の鉱石です。赤いルビーと同じく、7月の誕生石として知られています。

赤は血液の色としても見られ、生命力のシンボルでもあります。身に着けることで、活力を漲らせ体を活性化させてくれるのです。

また、勝利へと導くお守りとしても有名です。勝負事にも強く、受験や仕事など、目標達成のお守りにもなるでしょう。

トルマリン

電気石としても知られる、多色性の鉱石です。白、黒、緑、赤、など様々な色が存在し、それぞれ「ルベライト」や「インディゴライト」など、色ごとに呼び名が変わっています。

電気石と呼ばれる所似は、熱することで帯電し、静電気を発生させるからです。電気エネルギーによって生体エネルギーが充鎮されるとされ、心身ともに健康にします。

サードオニキス

橙色で、縞模様が特徴の鉱石です。宝石言葉は「夫婦の幸福」であり、家族運や恋愛運のお守りとして有名ですが、他にも、ホルモンに影響を与え、精神バランスを整えるとも言われています。

また、サードオニキスごとに縞模様は異なり、同じサードオニキスは存在しないとも言われています。世界に一つだけのものであることから、「個性を大切にする」お守りとしても考えられているようです。

パワーストーンの選び方

パワーストーンを選ぶ際は、基本的に効果から選ぶと思います。仕事運や恋愛運など、気になる効果から選んでください。

ですが、同じ効力を持つパワーストーンは多く、いざ選ぼうにｍｐ、どれが良いのか迷ってしまうでしょう。

効果以外の選ぶ基準を紹介します。

誕生石から選ぶ

パワーストーンには誕生石というものがあります。2月ならアメジスト。7月ならルビーなどです。

誕生日は、自分が生まれた特別な日であり、同様に、誕生石も特別なパワーストーンとなります。同じ効果でも誕生石の方が、より強い効果が期待できるでしょう。

見た目で選ぶ

パワーストーンには、様々な種類が存在します。違う種類はもちろん、同じ翡翠でも、模様の入り方はそれぞれ異なり、原石に近いほど、その種類は膨大といえるでしょう。

また、加工後も種類は豊富です。イヤリング、ペンダント、キーホルダー、勾玉など、アクセサリーやインテリアとして販売されることも珍しくはありません。

パワーストーンは、お守りとしてだけではなく、ファッションとしても活用されています。色や形状、加工方法など、自分が気に入った物を選びましょう。

直感で選ぶ

スピリチュアルにおいては、直感も縦横な選択基準です。「これだ」と思うパワーストーンとは相性が良く、よりパワーストーンの効果を引き出すことができます。

見た目と同様に、同じ種類でも、波長が合うかどうかは別問題です。自分だけのパワーストーンが見つかるよう、色々な種類に触れてみてください。

効果を知って自分が必要なパワーストーンを身に着けよう

今回紹介したパワーストーンはほんの一部であり、他にも数多くの種類が存在します。より効果が分かれば、それだけ種類も豊富になり、悩むとともに選ぶ楽しさも感じられるでしょう。

効果で選ぶのはもちろん、見た目やアクセサリーとして、気に入ったパワーストーンを選んでみてください。