美味しい紅茶を手作りしよう。上手に作るポイントは?
紅茶は自作できるって知っていましたか?乾燥するのに専用の道具が必要と思うかもしれませんが、少量なら専用の道具を使わず、家庭にある道具だけで簡単に作れるのです。
紅茶はどのように作るのか、自家製紅茶の作り方について紹介します。
自家製紅茶の作り方
手作り紅茶と聞くと難しそうに思えますが、実はそんなに難しくはありません。時間はかかりますが、初心者でも簡単に作ることができます。
茶葉ができるまでの手順を、摘採、萎凋、揉捻、発酵、乾燥の5段階に分けて紹介します。
摘採(てきさい)
摘採とは、茶葉を摘む工程の事です。丹精込めた茶畑の中から、手ごろな茶葉を丁寧に摘んでいきます。
家庭での作り方
家庭でも茶葉は育てられますが、育てるまでが面倒です。摘み取るタイミングもよく分からないと思いますので、専門店やネットショップなどで茶葉を購入してしまいましょう。
萎凋(いちょう)
萎凋とは、摘み取った茶葉から水分を抜き取る作業の事です。風通しの良い場所で日陰干しし、時間をかけてゆっくりと乾燥させていきます。工場などでは、送風機を使って効率的に乾燥させることもあるようです。
家庭での作り方
家庭の場合も同じで、風通しの良い場所で日陰干しします。日向の方が乾きますが、紫外線によって変質してしまいますので止めておいた方が良いでしょう。
網の上で平らにし、風通しを良くした状態で約1日乾燥させてください。
湿気が多く乾燥が悪いようなら送風機や扇風機で乾燥させても良いです。他にも、新聞紙を敷けば湿気を吸収し、茶葉が乾燥しやすくなります。
揉捻(じゅうねん)
揉捻は、茶葉を揉み潰す工程です。粗く揉み潰すことで細胞が破壊され、ポリフェノールの発酵を促進させる効果があります。
また、揉み潰すと共に茶葉の絡まりもほぐします。ほぐさないままだと、絡まった状態で乾燥してしまいますので注意してください。
家庭での作り方
茶葉を一まとめにし、両手で粗く揉み潰していきます。洗濯板で洗うよう、力強くガシガシ揉んでください。
揉み潰しが甘いと発酵後ムラができますので、全体を満遍なく揉んでいきましょう。
作業時間は、大体30分~1時間ほどです。香りが広がってきたら、茶葉をほぐしてバラバラにしておきます。
発酵(はっこう)
発酵は、茶葉を熟成させる工程です。香りが引き立ち、より風味が良く美味しくなります。
工場では主に発酵機を使用します、多少の違いはありますが温度25℃、湿度90%以上で約2~4時間ほど発酵させるのです。
発酵させると茶葉は茶色くなり、普段見慣れる紅茶の色合いになっていきます。
家庭での作り方
工場では専用の発酵機が必要でしたが、家庭で作る程度の量なら必要ありません。ある程度平らに広げたら、約半日ほど放置しましょう。その際は、室温を25℃前後に保つように調整してください。
ただ、そのまま放置するだけでは、茶葉が乾燥し痛んでしまいます。濡れタオルで覆い湿度を上げたり、保存袋などに密封して水分の蒸発を防ぐなどして、茶葉の乾燥を防ぎましょう。
乾燥(かんそう)
乾燥は、茶葉の発酵を抑えるためと、水分を完全に蒸発させるために行います。水分が残ったままでは勝手に発酵し成分が変質してしまうため、水分を完全に蒸発させる必要があるのです。
また、水分が残ったままだとカビや菌も発生します。少しでも長く保存できるよう、パサパサになるまで乾燥させてください。
家庭での作り方
家庭で作る際は、2段階に分けて乾燥させます。
1段階目は発酵を止めるための乾燥です。120℃に温めたオーブンに入れ、約10分ほど焼いててください。乾燥させることで茶葉は茶色くなり、普段見かける茶葉になっていきます。
注意するポイントとしては、焼き過ぎないことです。水分が無くなると急激に焦げ始めますので、そうなる前にオーブンから出してください。場合によっては10分になる前に乾燥することもありますので、慣れるまでは扉越しに確認した方が良いでしょう。
2段階目は、完全に水分を飛ばす乾燥です。方法は自然乾燥で十分ですが、ドライヤーやエアコンで乾燥させても良いでしょう。約半日ほどで乾燥しますが、1段階目の乾燥度合いによって短くもできます。
完全に色と見た目が変化し、薄黒くパサパサになったら、手作り茶葉の完成です。清潔な缶や瓶に移して保管してください。
自家製茶葉は保存がきかない
手作り紅茶で注意してほしいのは、そんなに保存が効かないということです。長期保存は変色の原因となり、風味や成分が劣化してしまいます。
また、湿気などからカビが発生することもあります。場合によっては、カビや菌によってお腹を壊すこともあるため注意が必要です。
状態にもよりますが、約1ヶ月も目安に使用してください。長くても3~4ヶ月以内に消費するよう、作る分量を調節しましょう。
美味しい紅茶の入れ方
1. お湯を沸騰させる
2. ポットとカップにお湯を入れ温める
3. 温めたポットに2~3g(ティースプーン1杯:1人分)を入れる
4. 沸騰したお湯を入れ、約3分ほど蒸らす(150~160ml:1人分)
5. ポットの中をスプーンで軽くひと混ぜする
6. 茶こしで茶殻をこしながら、最後の一滴まで紅茶を注ぐ
紅茶の入れ方もそんなに難しくはありません。大切なのは、「ポットとカップを温める」「お湯を入れたら約3分蒸らす」「スプーンで混ぜて味と香りを安定化させる」ことの3点になります。
もっと簡略化するなら、「沸騰したお湯を使う」「お湯を入れたら約3分蒸らす」の2点さえ覚えておけば、それなりの紅茶が楽しめます。
自分で作った紅茶を、ぜひ美味しくいただいてください。
好みの紅茶を自作しよう
自作と聞くと難しそうに思えますが、実際には「日陰干しして、揉みほぐし、発酵させた後、乾燥させる」だけで、簡単に自家製紅茶を作ることができます。
作ってすぐの紅茶は風味も強く、市販品とはまた違った味わいが楽しめます。完成するまでに少々時間はかかりますが、機会があれば、ぜひ自作紅茶に挑戦してみてください。
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