占い師に向いてる人とは。霊感は必要？

占いの結果から答えを導き出す占い師。特殊な職業であることから、気になっている人もいるのではないでしょうか？中には占い師を夢見る人もいることでしょう。

そのような人のために、占い師に向いている人を紹介します。悩んでいる人が居たら参考にしてください。

占い師の仕事内容

占い師は、「悩みを占い、その結果をアドバイス」することを生業とします。

占いに来る人は、ただ占いをしてほしくて訪れるわけではありません。悩みがあるから占いをしに来るのです。

恋愛、仕事、金運、人間関係など悩みの種類は人それぞれですが、「自分だけではどうすることもできない」「不安がある」「間違っていないか知りたい」など、悩みに対する解決策を求めています。

占い師は、そんな悩みがある人に、占いを通じてアドバイスをしてあげるのです。

もちろん、占いは万能ではありませんので、絶対的な正解を当てることはできません。そのため、アドバイスの内容はあくまでも可能性にすぎないのです。

ですが、相談した人にとっては解決の糸口にもなり、現状打破や自信を得るための重要な答えとなります。

占いには、手相占い、タロットカード占い、四柱推命占いなど様々な種類がありますが、仕事の内容的にはどれも同じです。

大雑把に言ってし

まえば、占い師はカウンセラーの一種とも言えるでしょう。

占い師に向いてる人

占い師になるのはとても簡単です。占い師の協同組合（会社）に在籍するだけで占い師になることができます。勉強し資格を有し実力があるのなら、自分で開業してもいいでしょう。

ですが、だからといって占い師で生活が続けられるかというとそうではありません。どのような仕事にも適性があるように、占い師にも適性があります。

人によっては占い師が合わない人もいますので、事前に知っておくと良いでしょう。

聞き上手な人

占い師にとって最も大切なのは、相手の話を聞くことです。悩みが分からなければ占いもできませんし、アドバイスもできません。人によっては恥ずかしさから話しにくい人もいるため、上手く聞き出す必要があります。

また、悩みから気落ちしネガティブな思考になっている人も中にはいます。そのような人には、話しやすいように親身になって聞いてあげる必要もあるでしょう。

どのような状況であっても、話を聞かないことには何も始まりません。相手が「何に悩んでいるのか」「占いでどのようなことが聞きたいのか」など、巧みに聞き出し推察できる人が占い師に向いています。

常識的な判断ができる人

占い師になるためには、常識がなければいけません。仮に「奥さんがいる人を好きになってしまった」と相談したら、「奪い取ればいい」とアドバイスされても相談者は困ってしまいます。

アドバイスの内容は、あくまでも常識的で現実的な内容でなければ意味がありません。

相談者の現状から判断し、その中から実行できるプランを考えることが、占い師には必要となります。

そのためには、人生経験が豊かだとより選択肢が生まれます。様々な視点から問題解決を目指せば、きっと最良の方法が見つかるはずです。先入観も少なくなりますので、柔軟な発想も生まれるでしょう。

中立的に考えられる人

占い師には、常に冷静で中立的に判断できる人が向いています。

相談者は誰もが悩みを持っており、辛い思いもしています。ですが、そのような辛い思いに、いちいち同情していたらキリがありません。同情した結果、占いや考察に支障が出る可能性もきっとあるでしょう。

また、物事の見方は話す人によって変わってきます。相談者が話す内容も、別の人から見ればまた違った内容になるということです。相談者の内容を鵜呑みにするだけでは、本当の状況は分からず、適切なアドバイスは難しくなります。

相談者の辛さを分かってあげることは大切ですが、その考えに囚われてはいけません。先入観を持たず、常に冷静で公平な判断ができることも重要です。

口が固い人

占い師に限ったことではありませんが、仕事をするからには口が堅くなければいけません。

占いに来る人は、誰もが人に相談できない悩みがあります。中には、一大決心をして占いに来る人もいることでしょう。

それなのに、占い師自らがペラペラと他の人に話すようだと、相談者としては困ってしまいます。

例え、相談者の名前や状況をボカしたとしても、悩みを勝手に放されるのは相談者として良い気はしません。

占い師の同僚に「どうすればよかったのか」を相談するのならともかく、相談内容は他の人に話すべきではありません。もちろん、SNSなどに投稿するのは論外です。

場合によっては個人情報保護法に触れることもあるでしょう。人の秘密を聞く以上は、徹底的な守秘義務を心がけてください。

占い師に霊感は必要ない？

占い師と聞くと霊感や特殊な力が必要に思えますが、実際にはそのような能力は必要ありません。

仕事内容でも紹介したように、必要なのは「アドバイス」をすることです。もちろん、アドバイスをするために占い（霊感）は必要ですが、占いの結果をアドバイスにできなければ意味がありません。

霊的な力よりも、まずは洞察力やコミュニケーション能力が必要と言えるでしょう。

ただ、神秘的な方が占い師としては説得力があります。スーツを着て事務的に占うよりも、顔を隠して怪しい雰囲気の方が占い師っぽくはないですか？

霊感や直感が優れている方が占いの結果も正確ですので、できればあった方が良いでしょう。

占い師に向いてない人

占い師に向いている人は分かりましたが、では逆に向いていないのはどのような人でしょうか？

感情的な人

感情的な人は占い師には向いていません。相談者に感情移入してしまい、占いに偏りが出てしまいます。アドバイスも都合の良い内容になってしまい、根本的な解決にはならないでしょう。

相談者の悩みに共感し辛さを理解するのは大切ですが、偏った占いやアドバイスにならないよう、感情のコントロールが必要です。

自信の無い人

占いをする際は、常に自信を持つようにしてください。思い切って相談したのに、占い師がおどおどして自信が無いようでは、相談者は不安になってしまいます。

たとえどのような内容だったとしても、自信を持って対応しましょう。

口が軽い人

口が軽い人は占い師には向いていません。占いの内容は守秘義務ですので、他人に話すと問題になります。

「あの占い師は秘密を漏らす」と噂もされてしまい、誰も占いをしには来なくなってしまうでしょう。

占い師は誰でもなることができる

占い師は誰もがなることができます。占いが分からなくても勉強すればいいのです。大切なのは占いや霊感などではなく、「問題解決になるアドバイスができる」かどうかになりますす。

占い師を目指す人は、コミュニケーション能力を鍛えることをおすすめします。