陰陽のエネルギーの種類とは？バランスを取る秘訣は？

スピリチュアルでは「陰陽」のエネルギーは、両方のバランスが取れていることが理想的とされています。
「風水でも出る陰の気、陽の気って何だろう？」と気になる方に向け、陰陽のエネルギーはどのような種類があるのか今回解説しましょう。
人にとっても関わりの深い要素となるので、ベストなバランスを取る秘訣についてもお伝えします。

スピリチュアルでの陰陽とは

スピリチュアルでは陰陽のエネルギーは、風水で使われることが多いキーワードです。
紀元前2000年頃の古代中国で生まれた「陰陽思想」が元とされています。

万物を構成する要素

陰のエネルギーと陽のエネルギーは、この世に存在する万物を構成する要素と考えられています。
二つの気で成り立つという考え方は宇宙の誕生にまつわる説からきています。
陰陽思想では宇宙はいまの状態とは違い、発生当初は色々な気が全て入り混じっている不安定な状態でした。
カオスだった宇宙は次第に軽いものは上へ、重いものは下へと行くようになり陰陽の形になっていったのです。
数多くの生命を内包した宇宙が2つに分かれ構成されるようになったことから、万物に対しても同じ見方をするようになりました。

エネルギーの特性

陰のエネルギーと陽のエネルギーの特性として、大きな違いは力の働き方にあります。
陰は他の動きや意向の影響を受け従うタイプで、静かで穏やかな気の性質を持ちます。
陽のエネルギーは自ら活発に動くタイプで、明るく情熱的な気の性質と陰は真逆です。

陰陽エネルギーの種類とバランスの重要性

陰陽エネルギーの種類は気の特性が関わり、自然的なものや方角も含まれています。
2つのエネルギー両方のバランスがもたらす人に対しての作用、調和できていない際の影響は大きいです。

陰陽エネルギーの種類

陽に分類されるものは、天・太陽・朝・火・熱・南・外・動・剛などです。
陰に分類されるものは、地・月・夜・水・冷・北・内・静・柔などです。
性別に関しても男性は陽のエネルギーが強く、女性は陰の気が強いとされています。
陰陽のエネルギーは種類で見てわかるように、天と地、太陽と月のようにそれぞれで対照的になります。

陰陽のバランスの相互作用

陰陽のエネルギーバランスは相互に良い状態で作用し合うことで、心身の健康、思考、内面が向上していきます。
心と身体両方でちょうどいい具合に動くようになり、器量くも体力も余裕がある状態をキープできます。
何かを考える際に自分の意見も持ちながら有益な外の情報も取り入れて、深く広い思考を展開させることが可能です。
内面で積極性と慎重差がバランスよく働き、注意しながら前向きに行動できるようになります。

バランスが崩れた場合の影響

陰陽のエネルギーバランスが崩れると、どちらかの影響で偏って出やすいです。
精神的に不安定になり動く気にならなくなったり、やる気が空回りして体に無理して頑張りすぎたりします。

性格面なども変に明るすぎたり暗すぎたりと、周りから見て思考のバランスが不安定に感じやすいです。

陰陽のエネルギーバランスは日常生活から

陰陽のエネルギーバランスは、日常生活の仕方次第で無理なく取れます。

食事と運動で調和する

エネルギーを上手に調和させたい時、栄養がよく健康的な食事と体に負担のない範囲での運動がおすすめです。
食事は内側からの調和、運動するとエネルギーも動くので循環になります。

リラックスする時間を作る

現代社会の生活は忙しく過ごす人が多いですが、少しでもリラックスする時間を作りましょう。
多忙による疲労はエネルギーを乱すため、心身を休ませてあげる時間が必要です。

悩みすぎないようにする

仕事やお金など将来への不安があったとしても、悩みすぎはよくないです。
ちょっとネガティブな考えが頭をよぎった時は、「まあ大丈夫！」と明るく流しましょう。

日光浴と月光浴をする

太陽の光には陽のエネルギー、月の光には陰のエネルギーが含まれるので、朝は日光浴をして夜には月光浴をしましょう。
日光浴と月光浴は健康にも良いので、心身の体調管理にもなります。

観葉植物など飾る

エネルギーバランスは周りからの影響もあるため、室内の木の質を整えるのに観葉植物などを飾りましょう。
観葉植物は浄化や気の流れを良くする働きがあり、飾るとエネルギーの循環を良くしてくれます。
初心者にも育てやすく値段もお手頃なものもあるので、その中から気に入った観葉植物を飾ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

スピリチュアルでの陰のエネルギーは受動的、陽のエネルギーは活動的な性質があり、種類も基本の特性に従って分類されています。
エネルギーは偏りがあると現実面にも偏りが出やすいので、何事も良い状態でいるには陰陽のエネルギーバランスが取れていることです。
栄養バランスの良い食事や適度な運動、心身を休める時間を持つ、深く悩まないなどを心がけてみましょう。
日光浴と月光浴の週間は陰陽のエネルギーチャージ、観葉植物を飾ることも気のバランスを整えるのにおすすめです。