睡眠と方角にはどんな関係があるの?方角ごとの運気を紹介

風水において、方角は重要な要素となります。方角によって運気の流れが大きく変わるため、良い気を取り入れるためには、方角を気にする必要があります。
睡眠に関しても同じことが言えます。寝る方向によって運気の流れが変わるため、良い運勢にしたいなら、寝る方角を意識する必要があるでしょう。
寝る方角が変わると運勢はどのように変わるのか。睡眠と方角の関係について紹介します。
方角ごとの運勢
それぞれの方角で寝ると、以下のような運勢が期待できます。
北枕
風水において、北枕は最も運気が良くなる方角です。運気は「北から入って南から抜ける」といった考えがあるため、頭を北に向けることで、効率よく運気が受け取れます。
特に、金運と恋愛運が向上しやすく、お金と恋愛に悩んでいる人におすすめです。
また、北枕は健康にも良いとされています。東洋医学では健康の秘訣として「頭寒足熱」といった考えがあり、冷えやすい北側に頭を向けることで「頭寒足熱」の状態にできるからです。
良い運気は健康な体に集まりやすいため、健康でいることも運気向上の秘訣と言えるでしょう。
東枕
東枕も、運気向上に良い方角です。太陽が東から昇って西に沈むように、エネルギーの流れは東から西へと流れていきます。頭を東に向けることで、朝の目覚めも良くなるでしょう。
特に、仕事運や健康運について期待できます。やる気が出ない人や朝が辛い人は、東枕で眠るようにしてみてください。
西枕
西枕は、気持ちを落ち着かせる方角です。エネルギーの流れに逆らう方角に頭を向けることで、ゆっくり休ませることができます。
新しい運気は入ってきにくいですが、特別悪くなるわけではありません。西は金運との相性が良く、西に頭を向けることで金運が向上します。
精神的に不安で眠りが浅い人は、西枕で眠るようにしてみてください。
南枕
南枕は、あまり適さない方角です。南は火の気が強い方角であり、火の気を受けることで気持ちが昂ってしまうからです。睡眠中も気持ちが休まらずに、睡眠不足になってしまうでしょう。
ですが、南は感性やひらめきに影響を与える方角でもあり、芸能運や才能運を高めてくれます。
仕事や勉強で行き詰まっている人は、あえて南枕で寝てみると、良い発想が浮かぶかもしれません。
北枕が悪いと言われる理由
日本では、昔から「北枕は縁起が悪い」と言われてきています。これは、故人を寝かせる際は頭を北向きにして寝かせるからであり、故人と同じようにして眠るのは縁起が悪いとされているからです。
しかし、実際にはそのようなことはなく、むしろ、気の流れが良いことから、スピリチュアルの世界では縁起が良いとされています。
そもそも、故人を北枕で寝かせるのは、お釈迦様(仏陀)にあやかるためです。お釈迦様が亡くなる際、頭を北に向けた涅槃の姿で亡くなったと伝えられており、お釈迦さまと同じように極楽浄土へ行けるよう、北枕は縁起が良いと言えます。
世界的に見ても、「北枕は縁起が悪い」と伝わっているのは日本くらいであり、お釈迦さまの故郷であるインドでも、北枕の人は多いです。
昔から「北枕は縁起が悪い」と言われてきていますが、あまり気にする必要はありません。
運気を良くするスピリチュアルな方法
寝る方角以外にも、風水では以下のような方法が推奨されています。
ドアや窓のそばは避ける
ベッドや布団は、ドアや窓から離れた場所においてください。風水において、ドアや窓は運気の通り道として知られておりそのような場所で寝てしまうと、運気は体を素通りして出ていってしまいます。
また、ベッドが気の流れを邪魔する場合もあります。気の流れが悪くなると新しい運気が入ってこず、運気が低下してしまうでしょう。
運気をしっかり受け取るためにも、ドアと窓の経路上では眠らないようにしてくださう。
自然素材のものを用意する
寝室には、自然由来のものを置くと良いです。自然由来の物は厄を吸収する効果が強く、気の流れを整えてくれます。
木製のベッドや綿の絨毯など、自然由来の物で揃えてみてください。
また、観葉植物も効果的です。光合成による空気浄化や加湿効果も期待でき、睡眠の質を高めてくれるでしょう。
注意点としては、寝室は基本的に暗く、日照不足になりやすいことです。枯れてしまわないよう、耐陰性や乾燥に強い種類を選ぶようにしてください。
鏡を置かない
寝室医は、鏡を置かないようにしてください。鏡はもう一つの世界につながる道であり、入ってきた運気が、鏡を通じて流れてしまいます。悪いものを引き寄せる原因にもなりますので注意してください。
どうしても鏡を置きたい場合は、布をかぶせ鏡に蓋をすると良いです。蓋をすることで道がなくなり、運気が流れるのを防ぐことができます。
他にも、人形やぬいぐるみも人の運気を吸い取ると言われていますので、寝室には置かないようにしてください。
電化製品も置かない
電化製品も、寝室には不向きです。電化製品は陽の気が強く、気持ちを昂らせることで眠りを浅くしてしまいます。
また、電化製品からは微弱な電磁波も発せられており、電磁波によって気の流れを乱してしまいます。
スマートフォンやテレビを寝室に持ち込む人は多いと思いますが、ゆっくり眠って運気を蓄えるためにも、寝室には置かないようにしましょう。
清潔を保つ
運気を良くするため、整理整頓を心がけてください。良い気は綺麗な場所に集まりやすいため、整理整頓を心がけることで運気を招きやすくなります。
整頓によって運気の流れも良くなりますので、寝室に限らず、清潔に保つようにしてください。
まとめ
風水では、寝る方角によって運気の流れが変わると考えられています。最も良い方角は北枕であり、北から入ってきた運気を頭から受けることができます。
ほかにも、それぞれの方角で違った運気を受け取ることが可能です。金運や仕事運など、特に気にすることがあれば、寝る方角を意識してみてください。
また、方角以外にも、運気を上げる方法はいろいろあります。良い運勢にするためにも、ぜひ風水について調べてみてください。
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