セルフヘッドマッサージで疲労回復！ストレス緩和や美容にもいい？

疲れがとれずに悩んでいる人は、セルフヘッドマッサージをしてみましょう。
頭皮は体調を左右する重要なポイントであり、もみほぐすと疲労回復するだけではなく、ストレス緩和や美容にもいいのです。
様々な面で効果が期待できるので、ぜひセルフヘッドマッサージをしてみてください。

セルフヘッドマッサージに効果がある理由

セルフヘッドマッサージが疲労・ストレス・美容などにいい効果があるのは、頭皮が柔らかくなるからです。
頭を覆う頭皮は自律神経や血行の状態に関係していて、凝り固まってしまうと表面上に悪い影響が出るようになります。

頭皮の状態は疲労や不調と深く関わる

頭皮が硬くなるなど状態が悪いと出てくる問題は、疲労を感じやすくなったり、体の調子が悪くなったりするからです。
自律神経や血行の状態も悪くなってしまうため、睡眠不足・頭痛・眼精疲労・気持ちの乱れといった症状が出てきます。
頭皮が凝っていると、首や肩の部分もひどく凝りやすいです。
肩こりはマッサージをしても良くならないという人が多いですが、原因の頭の部分から解さないと改善されません。

頭皮が固いと美容面でもマイナスに

頭皮が固くなると老けて見える要素が増えるなど、美容面でもマイナスの影響が出てしまいます。
血行不良で毛根に栄養が十分に届かなくなるので、白髪や抜け毛が増えてしまうのです。

リフトアップの力が弱くなってしまい、全体的に顔にたるみやシワができて目立つようになります。
頭皮の老廃物が溜まることにより、顔の皮膚も透明感がなくなりくすみやすいです。
セルフヘッドマッサージで頭皮の状態が改善されれば、体調や美容などで出ている問題も解決できます。

セルフヘッドマッサージは髪のお手入れ時にしよう

セフヘッドマッサージをするタイミングとして、シャンプーやブラッシングなどの髪をお手入れする時がおすすめです。
シャンプー時、ブラッシング時にマッサージする際のコツを紹介しましょう。

シャンプー時のマッサージのコツ

髪をシャンプーする時はお湯で温められ血行が良くなっていて、洗髪料で指通りもいいのでマッサージがしやすいです。
髪を洗う中で固くなった頭皮を柔らかくもみほぐせます。

頭皮を引き上げるように

シャンプー時にセルフヘッドマッサージをする際は、爪を立てずに指の腹で頭皮を引き上げるようにしましょう。下から上へと皮膚を引き上げるようにすると、血行が促進されやすくなります。

円を描くようにもむ

頭皮のもみほぐしは、指の腹で円を描くようにもむこともコツです。
このように優しくマッサージしてあげることで、頭皮の筋肉や神経の緊張がほぐれていきます。

頭頂部などは重点的に

重い頭を支える筋膜がある頭頂部などは特に凝りやすいので、重点的に指の腹でしっかりもんであげてください。

筋膜は頭の後ろ・こめかみの上部分・おでこから生え際の部分にもあるので、その辺りも念入りにマッサージしましょう。

シャンプー時のマッサージのコツ

ブラッシング時は手で行うよりもより細かく、ブラシで頭皮をマッサージすることができます。

まずは髪のもつれをとる

髪が絡んでいる部分があるとブラシが引っかかってしまうので、まずは丁寧に梳かし髪のもつれをとります。
髪の毛が長い人は毛先からブラッシングして、キレイに全体を整えてください。

生え際から頭頂部の順で梳かす

ブラッシングでマッサージする時のコツとして、生え際から頭頂部の順で梳かすと新陳代謝の活性にいいです。
生え際部分は老廃物が溜まりやすいので、先に梳かすのがおすすめです。

頭皮全体を軽く叩き刺激する

ブラッシングでのセルフヘッドマッサージの仕上げに、ブラシで頭皮全体を軽く叩き刺激しましょう。
ポンポンと優しい力加減で叩くことにより、頭皮全体の血行が促進されます。

セルフヘッドマッサージは力を入れすぎないように

セルフヘッドマッサージは力を入れてすると、逆に頭皮の状態を悪くしてしまいます。
さらに疲労が溜まってしまうことにもなるので、力加減には注意するようにしましょう。

強い力は頭皮にダメージを与える

強い力でマッサージすると無理な摩擦によって、頭皮にダメージを与えてしまいます。
痛いと感じるほど力を入れてしまえば皮膚が傷つき、フケや痒みなどの症状が出やすいです。
頭部を支える筋膜も傷ついてしまい、こりがさらにひどくなる恐れがあります。

マッサージは力加減を弱めて行う

セルフヘッドマッサージの力加減は、「気持ちいいな」と感じる程度に弱めて行うようにしてください。
頭皮が固まっている状態をリラックスさせることが目的なので、優しく労わるように触れることがポイントです。
ちょうどいい具合でもみほぐせれば、疲労回復の効果をきちんと得られます。

まとめ

セルフヘッドマッサージは、体の疲労や不調の原因である頭皮のこりを改善できる方法です。
疲れがとれない人は頭皮からきている可能性も考え、自分でもみほぐしてケアをしてみましょう。