春は髪質ケアをしっかりと！念入りなお手入れが必要な理由は？方法は？

気温が暖かくなり過ごしやすくなる春ですが、この季節は髪質ケアをしっかりと行うようにしましょう。
今回は春に念入りな手入れが必要になる理由や、おすすめの髪質でケアできる方法を解説します。
キレイなツヤ髪をキープしたい人は、ぜひ実行してみてください。

春は頭皮へのダメージが多くなる季節

冬が終わり春になると気温が上がってくる関係で、頭皮がダメージを受けやすくなるのです。
より髪への負担が増える夏へと季節が移る前に、髪質ケアに力を入れておきましょう。

気温の上昇で頭皮環境が乱れる

春になると「暖かくなる」ということは気温が上昇するためで、発汗や皮脂の分泌も活性しやすくなります。
頭皮環境が乱れる主な原因は毛穴の中に汚れが詰まるためですが、汗をかくことや皮脂が増えることで起こります。
人の体は温まると血液の流れが良くなり、気温が暖かくなれば血行が促進されやすいです。
血の巡りが良くなると頭が痒くなってしまい、つい強く掻きすぎて頭皮に傷ができる場合があります。

紫外線が強くなりやすい

春は3月あたりから紫外線が強くなってくるので、髪にも日焼けのダメージが出やすいです。
紫外線を浴びるとキューティクルのツヤがなくなり、髪自体が乾燥してしまいパサついた印象になります。
日差しが1番強いのは夏というイメージがありますが、春の紫外線量も想像以上に強く夏と大差ないとも言われます。
「夏ほどじゃないだろうから…」と甘く考えずに、夏でなくとも紫外線から髪を守ってあげるようにしましょう。

おすすめの髪質向きでケアできる方法

髪質により剥いた方法があるので、おすすめの髪質ケアの方法を紹介していきます。
自分の髪タイプに合った最適な方法でケアしましょう。

くせ毛向き

くせ毛の人は気温が上がり、髪が乾きやすくなると、よりうねりが強い状態になりやすいです。
使うシャンプーの水分をバランスよく吸収させる働きがあるもの、内部までしっかりと保湿できる働きがあるものにしましょう。
髪自体にハリとコシが出るように、コラーゲン入りのオイルなどでのトリートメントもおすすめです。

軟毛向き

くせ毛の人と同じように軟毛の人は髪が丈夫でなくハリとコシ不足なので、頭皮へのダメージが強くなる春は髪に弾力が出るようなケアを心がけましょう。
シャンプーやトリートメントにアミノ酸配合のものを選ぶと良く、栄養と潤いを得ることができます。

直毛向き

直毛の人は全体的に状態が良い髪質ですが、気温が上がり、髪が乾くと硬くなりやすいです。
柔らかさを与える成分でのケアを行うと、ベストな状態をキープできます。

シャンプーは保湿成分が豊富に配合されたもの、ヘアオイルは髪をしなやかにする効果が高い植物性を使いましょう。

硬毛向き

硬毛の人も毛が乾いて水分不足になると、よりごわついて髪が硬くなりヘアセットがしにくくなります。
直毛の人と同じくアミノ酸配合のもの、プラスして髪のダメージを補修する働きのあるものがおすすめです。
植物性由来のオイルが配合されたシャンプーを使ってみるのも良いでしょう。

春に髪をダメージから守るための注意

頭皮への負担が大きくなる春に髪をダメージから守るには、日常生活でも注意することがあります。
髪質ケアを行いながら髪のためになる注意を心がけましょう。

日傘や帽子で髪を保護する

春は紫外線が強くなるので外に出る際は日光を直接浴びずに済むように、日傘や帽子で髪を保護してください。
日光をいくらか遮断できるアイテムも活用するかしないかで、髪が受けるダメージの程度も違ってきます。
帽子を被る際は通気性が良い素材を選び、汗で中が蒸れないようにします。

髪を洗ったら完全に乾かす

髪のキューティクルは濡れたままだと開きっぱなしになるので、シャンプーして洗ったらドライヤーで完全に乾かします。
「面倒だから自然に乾かす」という人も、ドライヤーを使いましょう。
キューティクルが開いていると髪が傷みやすいため、どんなに良いケア商品を使っても効果が出ません。
お風呂から上がったら、すぐにドライヤーをかける習慣をつけましょう。

ドライヤーを使う時は20㎝ほど離しておき、近い距離で熱を直に受けないようにします。
髪が乾いた段階になったら仕上げに冷風を当てると、キューティクルが引き締まります。
冷風での仕上げは髪のツヤ感を出すためにおすすめなので、ドライヤーの最後は必ず冷たい風を当てるようにしてください。

まとめ

春は気温が上がり頭皮の毛穴汚れの原因になる汗や皮脂が増えるため、髪質ケアをこまめに行うことが必要です。
紫外線が強くなりはじめる3月あたりからケアを行うことで、自分の髪をダメージから守ってあげることができます。
自分の髪質にむいたケア方法で髪を労り、キューティクルが整った美しい状態にしてあげましょう。
お出かけする際は日傘や帽子をフル活用して、髪にダメージを与える紫外線を防ぎましょう。