調理器具はどのようにお手入れするの?お手入れの必要性や方法を紹介

普段から、調理器具のお手入れはしていますか?使ったら洗う程度は誰もがしていると思いますが、細かいお手入れまではしていない人が多いと思います。
もちろん、お手入れをせずとも使うことはできますが、お手入れをすれば調理器具が長持ちします。食中毒の予防にもつながるため、調理道具のお手入れは、調理者としての義務ともいえるでしょう。
調理道具はどのようにお手入れすれば良いのか?調理器具のお手入れ方法について紹介します。

お手入れをすると何が変わる?

人によっては、普段から洗っていれば、お手入れは必要ないと思うかもしれません。実際に、使ったら洗うを繰り返していれば、お手入れとしては充分といえるでしょう。
ではなぜ、洗う以上のお手入れが必要になるのでしょうか?

調理の効率が上がる

一つ目の理由は、調理の効率が上がるためです。調理器具に限った事ではありませんが、道具のお手入れをしっかりすることで、万全に力を発揮できるようになります。
例としては、包丁が挙げられます。手入れをしなくても食材は切れますが、しっかりお手入れをしておけば、食材を簡単にスパスパ切れるでしょう。
ほかにも、鍋の焦げを落とすことで熱伝導率が良くなるなど、お手入れによって調理がしやすくなります。

衛生管理がしっかりできる

二つ目の理由は、衛生管理がしっかりできるためです。お手入れによって細かい部分まで綺麗にでき、菌やウイルスの発生を防ぐことができます。
もちろん、調理道具は使ったらすぐに洗う人がほとんどだと思います。そのため、汚れなんてないと思う人がほとんどでしょう。
ですが、まな板の傷やざるの隙間など、しっかり洗っていても意外と汚れは残っているものです。たとえ少量の汚れであっても、残したままではそこから菌が繁殖してしまいます。
しっかり汚れを落とすためにも、定期的なお手入れが必要なのです。

見た目が綺麗になる

三つ目の理由は、単純に見た目が綺麗になるからです。機能性に違いはなくても、綺麗な方が使っていて気持ちが良くなります。
調理を楽しくするためにも、定期的にお手入れをするようにしてください。

調理器具別のお手入れのやり方

それぞれのお手入れ方法は以下の通りです。お手入れには何が必要なのかを確認してみてください。

普段からのお手入れ

調理器具の種類に限らず、使った後はすぐに洗剤で洗うようにしてください。汚れを放置したままにすると、雑菌が繁殖するだけではなく、錆びついてもしまいます。
雑菌や錆の発生を防ぐためにも、使ったらすぐに洗い、洗い終わったら水気をしっかり切って、保管するようにしてください。
また、より確実に殺菌をするなら、熱湯消毒もおすすめです。ぬめりも落とせ、より調理器具を綺麗にできます。中には熱湯消毒できないのもありますが、月1回くらいの頻度で、熱湯消毒も行うようにしてください。

包丁

包丁は、月1回を目安に研ぐようにしてください。研ぐタイミングは「切れ味が落ちたら」で問題ありませんが、毎日使っていると微妙な変化に気が付きません。そのため、月1回を目安にすると、切れ味を落とさず使い続けられます。
基本的には研ぎ石を使って研ぎますが、無ければアルミホイルや茶碗の裏側を使う方法もあります。また、近年では初心者でも簡単に研げるシャープナーも販売していますので、そちらを利用するのも良いでしょう。
ほかにも、プロに依頼する方法もあります。「研いでみたけど違いがあまりない」人は、ぜひ一度プロに依頼してみてください。

まな板

まな板は、プラスチック製と木製で、お手入れの方法が少し異なります。

プラスチック製

プラスチック製の場合は、漂白剤を使ってお手入れをします。台所用漂白剤をまな板全体にに吹き付け、約2分ほどしたらしっかり洗い流してください。特に、傷の部分は雑菌が繁殖しやすい場所です。念入りに漂白しましょう。
また、染みついた色汚れも漂白剤で落とすことが可能です。漂白剤を吹き付け、約30分ほどしたら洗い流します。その際は、ただ吹き付けるだけではなく、まな板をキッチンペーパーなどで覆い、その上から吹き付けてください。キッチンペーパーなどに染み込ませて使うことで、まな板との密着度が上がり、より効果的に漂白できます。

木製

木製の場合は、タワシを使ってお手入れをします。木目に汚れがたまりやすいため、木目に沿ってタワシでゴシゴシ洗ってください。
注意点としては、金タワシを使わないことです。木製のため傷つきやすく、金タワシで洗うとまな板に傷ができてしまいます。いわゆる、亀の子タワシと呼ばれるパームタワシを使って、優しく洗いましょう。
洗った後は、風通しのよい場所に立てかけて乾かしてください。木製は水分を吸収するため、プラスチック製よりもしっかり乾燥させる必要があります。直射日光や乾燥機で乾かすと割れる恐れがありますので、乾燥方法には注意してください。
また、木製には漂白剤を使えません。漂白剤がまな板に吸収され、変色や異臭の原因となります。色や臭いをどうにかしたい時には、重曹やクエン酸を付けて洗うことで改善されます。

鍋・フライパン

鍋とフライパン、はお手入れ方法がほとんど同じです。お手入れする際は、以下のように行います。

ステンレス製

ステンレス製のお手入れは、スポンジで優しく洗ってください。丈夫なためタワシなどでゴシゴシ洗いたくなりますが、ゴシゴシ洗うと加工が剥げてしまいます。長く使うためにも、柔らかなスポンジを使うようにしましょう。
また、変色や焦げが目立つようなら、重曹を使います。重曹を溶かした水を張って約15分ほど沸騰させてください。沸騰したらお湯を捨て、スポンジで優しくこすることで綺麗にできます。
外側の焦げなどを取る際も、ペースト状にした重曹やクエン酸を塗りつけ馴染ませることで綺麗に落とせるでしょう。
ほかにも、細かい汚れを落とせるメラミンスポンジなどもありますので、色々試してみてください。

鉄製

鉄製の場合は、洗剤を使わず水洗いをしてください。鉄製品は油膜を作る必要がありますが、洗剤で洗ってしまうと馴染んだ油膜が落ちてしまいます。汚れがひどい場合は先にキッチンペーパーなどで拭き取り、食品カスをなくしてから水洗いをしましょう。
もし、焦げが目立つようなら、重曹を入れた水を張って約15分ほど沸騰させてください。その後、そのままの状態で一晩おけば、自然と焦げが剥がれ落ちます。焦げが残ってしまう場合も、金タワシで擦れば綺麗に落とせます。外側の焦げに対しても、金タワシで擦り落とせば問題ありません。
注意点としては、焦げを落とした後は油ならしをすることです。焦げと一緒に油膜も剥がれていますので、熱したフライパンに食用油を入れて、油を馴染ませてください。

ざる・おろし金

ザルは、水で濡らした後、タワシやブラシで洗います。スポンジだと、網目の隙間が洗いにくいのはもちろん、スポンジが削れて洗えません。細かい部分は歯ブラシなどの細かいブラシを使って、隅々まで綺麗にしてください。
また、変色した場合は、重曹を溶かしたお湯に浸すことで改善します。約20分ほど沸騰させたら引き上げ、改めてブラシで掃除をしましょう。

すり鉢

すり鉢は、タワシを使ってお手入れをします。刻み目に汚れが溜まりやすいので、溝に沿ってタワシで洗ってください。その際、金タワシを使うと傷がついてしまいますので、亀の子タワシを使うようにしましょう。
また、タワシでも取れない場合は、一度すり鉢に水を張ると良いです。汚れが水によってふやけ、落ちやすくなります。漂白剤も入れれば、染みついた色汚れも落とせます。

スポンジ

スポンジも、定期的なお手入れが必要です。お手入れせずに放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。使用後は洗剤を泡立て、スポンジ自体も殺菌しましょう。
また、殺菌する際は、スポンジに付着した食品カスも取ってください。付けたままにすると、食品カスが腐り雑菌が繁殖します。水分もしっかり絞ることで、カビの発生も防ぎましょう。
ちなみに、交換するタイミングは、大体月1回といわれています。使用頻度にもよりますが、交換のタイミングが分からない人は参考にしてみてください。

まとめ

調理器具は、毎日の洗浄以外にも定期的なお手入れが必要です。お手入れをすることで元の状態に戻り、道具としての使い勝手が向上します。
また、衛生面からみても、定期的なお手入れは必要不可欠です。自分の作った料理で食中毒の原因にならないためにも、しっかりお手入れをしましょう。
紹介した調理器具はほんの一部ですが、基本はどの調理器具でも変わりません。タワシや重曹などを使って隅々まで綺麗にし、長く愛用してください。

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