【沖縄にある神秘の島々】ご利益と訪問での注意点を解説！

美しい海や本土とは違った南国特有の自然が楽しめる沖縄はパワースポットも多く、沖縄の本島・離島には神秘性を帯びた聖なる島々があります。
今回は沖縄にある神秘の島々の中でおすすめな場所をピックアップして、それぞれにあるご利益や訪問する上で注意しなくてはいけない点など解説していきます。
開運を求める人は旅行も兼ねて沖縄まで足を延ばし、島々に流れる不思議で清らかな空気に触れてみてはいかがでしょうか。

訪ねるべき沖縄の神秘の島々について

数多くのパワースポットが存在する沖縄の本島・離島の中でも、神がいるとされる神秘の島々は訪ねるべき場所になります。

創世神が降臨した久高島

琉球神話の中でこの世を創造したとされる創世神・アマミキヨが、天上から降臨した最初の地とされる島です。
琉球の王国があった時代に代々の国王や巫女の役割を持つ神女は、アマミキヨが人の世界に降り立ったこの地に敬意を表し詣でることを欠かさなかったとされています。
沖縄にはアマミキヨが作ったとされる聖地がいくつかあって、久高島にはその一つ「フボー御嶽」があり入ることを許された人以外は中に入れません。
降臨場所とされる「カベール岬」には大きな岩が存在し、「生まれ変わりの岩」といわれ岩の空いた部分を通ると新しい自分に生まれ変わるというご利益が得られます。

琉球人の祖先が暮らした古宇利島

沖縄の人々の祖先は天上から大地に降り立った男女であり、その男女は古宇利島で暮らし子孫を増やしていきました。
男女の伝説はキリストのアダムとイブの話とどこか似ていて、最初は空から降る餅を食べ苦労せず糧を得ていましたが、餅を与えられなくなったことで二人は働き糧を得ることを覚えるようになったとされています。
古宇利島にはハートの形に見える岩「ハートロック」があり、その岩を見ると縁結びの効果があるといわれ人気です。

創世の夫婦神が降臨した浜比嘉島

浜比嘉島も久高島と同じく創世神・アマミキヨが降臨したという伝説があり、この島の場合はアマミキヨの他にシネリキヨもいて夫婦で降り立ったとされています。
夫婦神は浜比嘉島の中にある洞穴を住まいとして暮らし、夫婦の間には後に人間の祖先となる子を授かりました。
洞穴には子宝に恵まれるご利益がある霊石が祀られているので、子どもを授かりたいと願う人は訪ねてみましょう。

本島にある最大の聖地・斎場御嶽

斎場御嶽はフボー御嶽と同じく創世神・アマミキヨが作った聖地の一つで、その中でも最も神聖な場所であり世界遺産にも登録されています。
沖縄にあるパワースポットにおいても斎場御嶽は最大といわれ、琉球王国のあった時代は重要な宗教儀式を行う場所でもありました。
パワーがとても強い場所なのでご利益も豊富で運気全体を向上できますが、沖縄の中でも最も神聖な地ということで浄化の働きも優れ負を落としたい場合にも効きます。

神秘の島々には礼節を守って訪ねるように

神秘の島々は厳かな雰囲気が漂う特別な場所であるため、訪問する側も礼節を守って失礼な行いをしないようによく注意しましょう。

服装はきちんと対応も礼儀良く

沖縄は南国のリゾート地でもあるので気温が高く薄着になりやすいですが、島の中でも特に神聖な場所に行くときはある程度服装は整えておくことがおすすめです。
開放感からかリゾート地の島で水着で歩き回る人も中にはいますが、肌を露出しすぎる恰好は島にいる神様に失礼と考えてマナーを守るようにしてください。
島に住む人たちに対しても生活の邪魔をしないように行動して、挨拶などもきちんとこちらからするようにしましょう。

島の中にあるものは持ち帰らない

島に咲いているキレイな花や海岸にある貝殻や石など全て、島の中にあるものは勝手に持ち帰ってはいけません。
貴重なものであるため持ち帰ることが禁止になっている場合も少なくないですし、神と関わりがあるとされる島に存在するものは全て神聖なものであると考えましょう。
勝手に持ち帰ったことで霊的な罰が当たったり現実的に罰金など生じる恐れがあるので、後で自分が大変な目に遭いたくなければ島のものを持ち出さないように守ることです。

許可されていない場所には行かない

神秘の島々には一般の人が立ち入ることが許されていない場所もあるので、入ることを許可されていない場所には行かないようにしてください。
つい行ってみた場所が島民の人の私有地で不法侵入になってしまう恐れもあり、許可がある場所以外には移動せず案内や指示に従い行動しましょう。
立ち入り禁止の場所に勝手に入った上に写真を撮ってしまうマナー違反をする人も稀にいますが、特にこの行為は個人情報を侵害することになりかねないので絶対にやめましょう。

まとめ

沖縄にある神秘の島々は訪ねてきたあなたに、大きなご利益を与えてくれるかもしれません。
由来などで気になる島があれば礼儀正しい振る舞いを心がけ、心惹かれたその島へ旅をしに行ってはいかがでしょうか。