べジブロスのアンチエイジング効果とは?べジブロスの作り方も紹介
「べジブロス」というものを聞いたことはありますか?近年話題となっている調理出汁の一つであり、美容と健康に良いことから、男女問わず注目されています。
そんなベジブロスですが、実は野菜くずからできてきます。普段なら捨ててしまうはずの野菜くずですが、新しく野菜出しとして活用できるのなら、それはとてもエコな使い方といえるでしょう。
とはいえ、わざわざ野菜くずを活用するのは疑問が残ります。出汁が必要なら市販のコンソメキューブで十分です。出汁を取るにしても、中身を使った方が良いように思えます。
べジブロスがなぜ近年話題となっているのか。べジブロスの作り方と合わせて紹介します。
べジブロスとは
べジブロスとは、野菜くずを活用した野菜出汁のことです。「ベジタブルブロス(野菜出汁)」を短くしてベジブロスと呼ばれています。
野菜くずとは、大根の皮やねぎの青い部分など、本来なら調理に使わない部分の事を指します。食べにくく美味しくないことから、多くの人が普段捨てているでしょう。
ですが、野菜くずには豊富な栄養素が含まれており、そのまま捨てるのはもったいないです。そのことから、「野菜出汁にして活用しよう」といった考えが広まっています。
また、近年注目される理由は、物価高騰の影響もあります。べジブロスを作ることで市販のコンソメなどを節約できるのはもちろん、生ごみの量自体も減らせるのです。
以上のような理由から、べジブロスを使う人は近年増え続けています。
ベジブロスによる主な効果
ベジブロスには、以下のような効果が期待されています。
アンチエイジング効果
べジブロスには、アンチエイジング効果が期待されています。野菜くずには抗酸化作用が期待できる「フィトケミカル」が豊富に含まれており、摂取することで老化を抑制してくれるのです。
フィトケミカルは、主に紫外線や虫などの外敵から中身を守るために存在します。大根の皮に含まれる辛みなどが、まさにフィトケミカルによる作用といえるでしょう。
そのため、フィトケミカルは野菜の中身部分には存在しない栄養素です。フィトケミカルを効率よく摂取する場合は、皮ごと食べる必要があります。
そして、ベジブロスは野菜の皮も煮出すことから豊富にフィトケミカルが含まれており、いただくことで効率よく摂取できるわけです。
他にも、イソフラボン、リコピン、β-カロテンといった美容に良い栄養素も、べジブロスには含まれています。
様々な野菜を一緒くたに煮込むことで、多くの栄養素が一度に摂取できます。
免疫力向上効果
べジブロスには、免疫力向上効果も期待されています。複数の野菜を煮込むことで、ビタミンCやビタミンEといった抵抗力強化につながる栄養素を、まとめて摂取できるからです。
極論をいってしまうと、ベジブロスは野菜ジュースと内容は変わりません。むしろ、野菜ジュースよりも栄養素は豊富に含まれており、効果的といえるでしょう。
体に必要な栄養をまとめて摂取することで、体を元気にしてくれます。
抗がん作用
べジブロスには、抗がん作用も期待されています。正確にいえば抗酸化作用ががん予防になると考えられており、豊富に抗酸化作用となる栄養素が含まれていることで、抗がん作用が期待されているわけです。
ただ、抗酸化作用によるがん予防は、確定事項ではありません。抗酸化作用によって細胞のがん変異が抑えられたという発表はありますが、別の研究ではがん細胞の進行が早まったといった発表も残されています。
ベジブロスには抗がん作用も期待できるといわれていますが、正確には分かっていません。抗がん作用としてはあまり期待せず、美容や健康目的として活用してください。
ベジブロスの作り方
ベジブロスは、以下の方法で作ることが可能です。とても簡単ですので、ぜひ試してみてください。
材料
● 野菜くず:たくさん
● 水:適量
● 酒:小さじ1
野菜くずが足りない場合は、一旦冷蔵庫で保存しておくと良いです。翌日に出た野菜くずと合わせることで、量を確保してください。可食部分を活用してもいいですが、それでは本末転倒といえます。場合によっては冷凍することも視野に入れ、量がたまるまで気長に待ちましょう。
注意点としては、ジャガイモの芽のように、毒がある部位は避けることです。他にも、枇杷の種や一部の山菜・きのこなどにも含まれていますので、事前に調べておいてください。
また、酒は臭み消しのために活用します。そのため、臭いが気にならなければ入れる必要はありません。野菜くずだけ用意してください。
作り方
1. 野菜くずを鍋に入れる
2. 水、酒を鍋に入れ、約20~30分ほど弱火で煮込む
3. ボウルにザルを敷き、残った野菜くずをザルで濾したら完成
作り方はとても簡単で、野菜くずをお湯で煮込むだけです。煮干しや昆布などと同じように野菜くずから出汁がでます。
火傷や吹きこぼれに注意して、じっくり出汁を取ってください。
また、絞った後の野菜くずは、残念ですが処分となります。煮込んだことで柔らかくはなっていますが、味と栄養素が溶け出ていますので、正直美味しくありません。
カレーやミートソースなどの具にする方法もありますが、無理して食べる必要もないでしょう。
保存方法
ベジブロスは、瓶に移し替えて冷蔵庫で保存します。賞味期限は約3日ほどになりますので、適宜活用してください。
また、冷凍保存も可能です。使用時に解凍すれば、冷蔵した時と同じように利用できます。製氷ケースに入れて凍らせておけば、コンソメキューブと同じように使え、とても便利です。賞味期限は約1ヶ月ほどですので、冷蔵した時と同様に、適宜活用してください。
べジブロスの使い方
使い方は、市販のコンソメや顆粒出汁のように、そのまま料理へ入れて使います。スープはもちろん、カレー、スープパスタ、野菜炒め、ミネストローネ、炊き込みご飯など、いろいろな使い方を試してみてください。
様々な旨味が凝縮されることで、コクのある味わいが楽しめます。
まとめ
べジブロスは、野菜くずを使った野菜出汁です。野菜の皮やヘタの部分には抗酸化作用のあるフィトケミカルが豊富に詰まっており、栄養が溶けこんだ出汁を使うことで、効率よく摂取できます。
作るための手間は多少ありますが、作り方自体は簡単です。使い道も数多く、万能の調味料として活用できるでしょう。
野菜くずが出がちな人は、ぜひべジブロスを作ってみてください。
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