副業を仕事にするにはどうすれば良い？副業の探し方や種類について紹介

現在の収入に不満はありませんか？物価高騰が続く近年、今の収入だけでは生活が厳しくなってきている人がたくさんいます。年金もあまり望めないことから、将来が不安な人も少なくはないでしょう。

そのような、収入が少なく将来が不安な人は、副業を始めてみることをオススメします。今よりも収入が増えれば貯金も貯められ、今の生活はもちろん、将来への不安も減らすことができます。

副業を始めるにはどうすれば良いのか。副業を仕事にするための方法について紹介します。

副業の探し方

いざ副業を始めようにも、どのように始めれば良いのか分からない人も多いでしょう。

副業はどのように探せばいいのでしょうか？

求人広告。サイトの活用

一つ目の方法は、求人広告や求人サイトを活用することです。求人サイトではアルバイトパートを募集しており、応募することで副業を始められます。

また、求人サイトによっては、単発式の求人や在宅ワークを募集している場合もあります。時間の都合がつきにくい人は、それらの求人を応募してみると良いでしょう。

他にも、企業や店のサイトで求人を募集している場合もあります。

基本的にはアルバイト探しや就活と同じですので、難しいことはなく、簡単に始められるでしょう。

フリーランスサイトに登録する

二つ目の方法は、フリーランス募集のサイトに登録することです。近年は、インターネット経由での依頼・募集も多く、やり取りをサポートするサイトも増えてきています。

有名なサイトだと、「Lancers（ランサーズ）」「CrowdWorks（クラウドワークス）」「ココナラ」などが挙げられます。テレビCMやインターネット広告などでも宣伝されており、聞いたことのある人もいるのではないでしょうか？

サイトでは多数の募集がされており、自分に合った募集に応募して副業を行います。

他にも、アフィリエイト用のサイトやポイ活用のサイトなどもあり、自宅に居ながら副業を始められるのがポイントです。

SNSなどで募集をする

三つ目の方法は、仕事を募集することです。SNSなどで仕事を募集し、興味を持った企業や個人から仕事を貰います。

ある程度の技術や知識が必要となりますが、基本は応募を待つだけですので、自分から仕事探しをする手間がありません。さらに、報酬なども自分で設定できるため、実力さえあれば一番稼ぐことができます。

始めのうちは収入が安定しませんが、フリーランスとして独立する人も多い方法です。

自分で販売する

四つ目の方法は、自分で売り出す方法です。商品を作成した後、自分から企業や販売サイトに売り込みます。商品を企業や個人が気に入ってくれれば、商品を購入して収入になるわけです。

ようは、個人事業主となるということです。自分で商品を作り、自分で販売します。フリマアプリでの販売はもちろん、自分で販売サイトを立ち上げ、自分で作ったアクセサリーを販売する人も珍しくはありません。商品が売れればリピーターも付き、フリーランスを目指せるだけの安定した収入になるでしょう。

副業の種類

副業には、以下のような種類があります。副業内容に迷っている人は参考にしてみてください。

データ入力

アンケート内容の統計や名刺のExcel管理など、パソコンに情報を打ち込む副業です。パソコンとインターネット環境があれば、誰でも簡単に始めることができます。

場合によっては、「データのグラフ化」や「ピボットテーブルでまとめる」といった作業も要求されますが、基本は入力するだけですので、考えるのが苦手な人におすすめします。

ただ、入力するだけの手軽さから、手間のわりに報酬が安い傾向があります。しっかり稼ぐためには、入力の早さと正確さが求められます。

モノの作成・販売

モノを作って売る副業です。モノには、アクセサリーや家具といった製品、イラストや動画といった電子物、企画や物語といった情報などがあります。

最も一般的な副業といえ、多くの人がクリエイティブ系の副業を行っています。過去には、小説を書いて副業とし、バレて問題となった公務員もいるほどです。

何かしらの技術があれば、ぜひ挑戦してみてください。

広告運用

アフィリエイトを活用して稼ぐ副業です。ブログや動画に広告を掲載し、視聴や利用された件数に合わせて報酬が支払われます。

特に、近年は動画サイトでの広告運用が有名で、多くの人がYoutuberとしてデビューしました。中には、月収30万円を超えるYoutuberも存在し、本業より稼いでる人もいます。

また、ブログや動画などの評判が良ければ、インフルエンサーとして企業側から依頼されることもあります。

人気になるまでが大変ですが、一攫千金も目指せる夢のある副業です。

モニター

モニターに参加して報酬を貰う副業です。主にアンケートモニターであり、アンケートに答えるだけで報酬が貰えます。

報酬は一件数円程度と安いですが、スマートフォンでも参加でき、隙間時間でも稼ぐことができます。さらに、クレジットカードの登録や商品の施策を試したりなど、より単価の高い様々なモニターも存在します。

ガッツリ稼ぐことはできませんが、ちょっとしたお小遣い稼ぎにおすすめです。

また、高単価の治験モニターも存在します。試薬を試し、影響を検査するモニターです。副作用のリスクやモニターに数日要する問題はありませんが、一件数万円〜十数万円も貰えますので、興味がある人は調べてみると良いでしょう。

転売

モノを安く購入し、別の場所で高く売却する副業です。「せどり」と呼ばれる場合もあります。

モノの需要を見極めるのは難しいですが、一定の販売ルートを確保できれば、安定した収入につながります。

ただ、近年は不等転売が流行っています。商品を買い占め意図的に品薄にし、値段を吊り上げ販売するのです。そのようなことをされると、商品の流通が正しく行われず、企業側が商品の需要を正しく把握することができません。その結果、必要とする商品が生まれず、市場全体を縮小させてしまいます。企業と顧客のどちらにとっても迷惑ですので、絶対に止めてください。

転売をする場合は、古書店で埋もれていた本を発掘したり、海外の商品を取り寄せ販売したりなど、市場に広める転売を心がけてください。

副業をする際の注意点

副業をする際は、以下の点に注意してください。知らないまま副業をしていると、場合によっては加算税の発生や解雇などの問題が生じる可能性があります。

副業の納税

副業で収入を得た際には、納税の義務が発生します。副業の場合は、「収入・所得の合計が年間20万円を超える」場合に必要となり、申請をしないと脱税扱いとなります。

申請をしないと「無申告加算税」が発生し。本来の税額にプラスして支払う必要が出てきます。

他にも、申請しないことで、「重加算税」「延滞税」といった課税が発生する場合もあります。

納税で損をしないためにも、税金についてよく調べ、副業分も納税を行ってください。

副業バレの可能性

副業をする際は、現在勤めている企業に確認をとって始めましょう。公務員をはじめ、企業によっては副業を禁止している場合があります。

黙っていればバレないと思うかもしれませんが、副業にも源泉徴収が必要なことから、簡単にバレてしまいます。副業文の収集があることで最終的な納税金額が変わってしまい、その知らせが企業に届いてしまうからです。

もちろん、確定申告書の「住民税に関する事項」で「自分で交付」を選択すれば、報告は自宅に届くためバレずにすみます。あとは自分が黙っていれば、バレるリスクは極限まで抑えられるでしょう。

ですが、情報がどこから漏れるかは分かりません。資金めぐりが良いことから副業を疑われ、呼び出しによりバレる可能性もあります。

黙っていたことからトラブルになる事例も珍しくはありませんので、副業の有無は確認しておいた方が良いです。

空いた時間を使って副業を始めてみよう

副業といえば、昔からアナログな在宅ワークが基本でしたが、近年では様々な副業が広まっています。技術が必要なクリエイティブな副業から、単純作業を必要とするデータ入力など、その種類は多種多様であり、それぞれ自分にあった稼ぎ方ができます。

紹介した種類や方法以外にも、副業にできることはいろいろあります。現在の収入に満足していない人は、ぜひ副業を始めてみてください。