多肉植物の育て方とは?増やし方についても紹介

多肉植物は、室内栽培に人気の観葉植物です。小さくて邪魔にならず、世話もあまり必要ないことから社会人を中心に人気があります。
とはいえ、まったく世話をしないのも問題があります。水やりや肥料など、初心者には分からないことも多いでしょう。
多肉植物はどのように育てれば良いのか。育て方について紹介します。
多肉植物とは
多肉植物とは、茎や葉に水を貯蓄している植物の総称です。砂漠や海岸などの乾いた地域に分布しており、蓄えた水を活用することで、雨がほとんど降らなくても問題なく生長します。
代表的な多肉植物にはサボテン科、アロエ科、ハマミズナ科などが挙げられますが、サボテン科が圧倒的に多いことから、園芸店などでは、サボテン科とそれ以外で分けられることは少なくはありません。
管理があまり必要ないことから、初心者でも栽培しやすいのが特徴です。普段忙しくて世話ができない人でも安心して育てられます。
多肉植物の基本的育て方
多肉植物はどのように育てればいいのか紹介します。
置く場所
多肉植物は、日当たりの良い場所で育てると、元気に育ちます。カビや病気の心配もありますので、風通しの良さも考慮してください。
ただ、夏場は直射日光が強すぎて、葉焼けするリスクもあります。日差しが強い日には、レースカーテンなどを挟んで、光を調節するようにしましょう。
他にも、外で育てる際は、寒さにも注意が必要です。気温にもよりますが、冬場は室内で育てると、凍ることなく安心できます。
水やり
多肉植物は、乾燥地帯での生息を得意としますので、水やりはあまり必要ありません。月1~2回を目安に、土が乾いたら水やりをします。
また、休眠期の水やりは避けるようにしましょう。多肉植物には休眠期と呼ばれる生長しない時期が存在し、その期間に水やりをしても水を吸い上げず、逆に根腐れを起こしてしまうからです。
多肉植物は、品種によって「春秋型」「夏型」「冬型」の3タイプに分かれます。それぞれ、春秋型なら夏と冬が休眠期、夏型なら冬が休眠期、冬型なら夏が休眠期になりますので、水やりには注意してください。
肥料
肥料は生長期のタイミングに合わせて行います。休眠期の際にあげても、栄養を吸収せず、逆に根腐れやカビの原因になるからです。
水やりのタイミングに合わせて、液体肥料を選ぶと良いでしょう。
品種の違いによる注意点
多肉植物には様々な種類が存在し、それぞれ違った個性があります。夏型と冬型のように、同じように育てても育たない場合がありますので、育てる品種はよく確認するようにしてください。
耐陰性の多肉植物
耐陰性とは、日光に弱く、日陰に耐性のある植物のことです。植物といえば一般的に日光を必要としますが、耐陰性のある植物の場合は、ほとんど日光を必要としません。もちろん、まったく必要ないわけではありませんが、日光の当たらない日陰でも育てることができます。
逆に、一般的な植物よりも直射日光に弱い性質があります。長時間日光を当てるとすぐに葉焼けし、ダメになってしまうでしょう。
育ててる品づが耐陰性かどうかを確認し、耐陰性の多肉植物の場合は、窓から離して日陰で育ててください。
温度管理
植物を育てる際は、温度管理も必要です。熱すぎると枯れてしまい、逆に寒すぎると凍ってしまうからです。多肉植物は暑い乾燥地帯に生息することが多く、約20℃に保つことが望まれます。
ただ、多肉植物には冬型も存在し、寒さに強い品種もあります。その場合は、逆に暑すぎると枯れてしまいます。
春秋型の適温は10℃~20℃、夏型の適温は20℃~30℃、冬型の適温は5℃~20℃を目安に温度調節してください。
多肉植物の植え替え
長く植物を育てると、土のミネラルが不足し、土の質が悪くなります。代わりに微生物や細菌が繁殖し、植物に害を与えてしまいます。
また、長く育てることで植物も生長し、根が増えることで鉢が狭くなります。水はけが悪くなることで根腐れのリスクが高まるため、定期的な植え替えが必要です。
植え替えのタイミングは、約1~2年に一回程度を目安とします。長く育てるためには必要な作業ですので、面倒くさがらずに行ってください。
鉢の大きさ
鉢のサイズは、「大きすぎず、小さすぎず」を目安にしてください。サイズが小さいと入りきれませんし、大きすぎると土の乾きが遅くなり根腐れの原因となります。
とはいえ、植え替える際は古い根を切りますので、ある程度の大きさは調整可能です。よく分からない場合は、植え替えのたびに、鉢のサイズを1号~2号ずつ上げていくといいでしょう。
土の選び方
つちは、市販されている用土を使用します。その辺の土だとミネラルが足りず、あまり元気には育ちません。
多肉用の用土が販売していますので、好きな種類を選んでください。また、一般的な草花用の用土でも問題はありません。多肉植物は全体的に育ちやすい品種で、用土の種類を選ばないからです。
あとは、水はけを良くするための鉢底石も購入しておきましょう。
植え替えのやり方
まず始めに、多肉植物を鉢からあけ、古い根や土を払うようにします。古い根や土は生長の阻害をしますので、払ってしまって問題ありません。ただ、根が少ないと枯れてしまいますので、切り過ぎには注意してください。
次に、新しい鉢に土を入れます。鉢底ネット、鉢底石、多肉植物、用土の順に入れ、最後に割りばしや指を使って軽く土を固めたら完了です。
多肉植物の増やし方
多肉植物は、自宅で増やすこともできます。簡単にできますので、育てるのに慣れてきたら試してみてください。
株分け
株分けとは、根(株)を分け、それぞれ別に植えて育てる方法です。最も基本的な増やし方であり、根っこごと分けますので、分けた後も元気に育ちやすいです。
また、複数分ければ、その分数も増やせます。大きく育ち過ぎた際は、植え替えの際に株分けもしてみましょう。
挿し木
挿し木とは、多肉植物の枝を切り、土に挿すことで根付かせる方法です。多肉植物は断面図からも根を張るため、切り口を地面に挿すことで根付いて育ってくれます。
株分けとは違い、いつでも刺して育てることが可能です。形を整えるために洗体した後は、ぜひ挿し木をして増やしてみましょう。
葉押し
葉押しとは、多肉植物の葉っぱから根付かせる方法です、多肉植物は茎からではなく、葉っぱからも根を張り増やすことができます。
ただ、葉っぱからは根付きも遅く、そのまま地面に挿しただけでは、上手く育ちません。
そのため、まずは土に並べ、日陰に置いて根が生えるのを待ちます。そして根が生えてきたら軽く土に挿し、日当たりの良い場所に移動して育てていきましょう。
注意点として、根が出るまでは水やりをしてはいけません。水やりをすると、腐ってダメになってしまいます。水やりは、根付いてからあげるようにしてください。
また、必ず根が張るとは限りません。成功率を上げるためにも、複数の葉っぱを用意し挑戦しましょう。
忙しい人・めんどくさがりな人にこそ多肉植物はおすすめ
多肉植物は、世話がほとんど不要な植物です。主な世話は月一回の水やりや肥料だけで、他の世話は基本的にありません。植え替えも年に一回程度であり、忙しい人におすすめの観葉植物といえます。
もちろん、育てやすさから育成初心者にもおすすめします。「何か育ててみたいけど枯らすのが怖い」という人は、ぜひ多肉植物を育ててみてください。
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