長続きしない人のための簡単エクササイズ。毎日続けられる方法とは

「痩せたいけど長続きしない」そんな経験はありませんか？ダイエットには運動が最適ですが、本格的な運動は疲れてしまいます。誰しも辛いことはサボりたくなるもので、次第に「一回くらいなら休んでもいいや」と思うようになり、いつしか続かなくなっている人も少なくありません。

ダイエットしたいのに続かない。そんな時にはどうすれば良いのか？簡単にできるエクササイズを紹介します。

エクササイズを長続きするためのコツ

エクササイズを紹介する前に、長続きするためのコツを紹介します。長続きしなかった人は意識してみてください。

「楽しい」をすること

一番大切なことは、エクササイズを「楽しい」と思うことです。いくら効果のあるエクササイズだとしても、辛く苦しい内容では長続きはせず、次第にやらなくなってしまいます。

「楽しい」と思えるエクササイズをすれば、進んでエクササイズをするようになり、長く続けられるでしょう。

エクササイズとは少し違いますが、テニスやバスケといったスポーツがおすすめです。旅行するのが好きな人はサイクリングでも良いですし、夏なら水泳でも良いでしょう。近年では、「運動する」ゲームも流行っています。あまり外出しない人は、ゲームを購入して遊んでみてはどうでしょうか？

また、「エクササイズは一日3分」といったように、「楽」をすることも大切です。嫌なエクササイズはせず、自分からしたくなるエクササイズを目指しましょう。

日常に取り入れること

日常に取り入れると、自然とエクササイズができます。「朝起きたら軽く体操」「食後の休憩に軽く運動」といったように、毎日の生活に取り入れ、ルーティーン化することでできるようになるでしょう。

「毎日階段を使う」「電車では席に座らない」など、日常の中で体を鍛えられることは多いです。日常の一部をエクササイズに変え、自然に続けてみてください。

毎日記録を取ること

エクササイズの結果は、毎日記録を取ると良いです。記録の変化は励みとなり、モチベーションを保つのに効果があります。

もし痩せていれば嬉しさから励みになりますし、変化がなければ「頑張ろう」というやる気になります。仮に太っているなら、太る原因を探す手掛かりとなるでしょう。

人は、見えない結果よりも見える結果を重視します。記録を残して、エクササイズの指標にしてください。

毎日できる簡単エクササイズ

いざエクササイズをしようにも、何をすればいいか分からないと思います。腕立て伏せやスクワットが有名ですが、どちらも辛く、長続きはしないでしょう。

毎日でも続けられる、簡単なエクササイズを紹介します。

ウォーキング

最も簡単な事は「歩く」ことです。「ただ歩くだけ」と思うかもしれませんが、歩くだけでも、下半身は動き十分なエクササイズとなります。

もちろん、ただ歩けば良いわけではありません。背筋を伸ばし、筋肉の動きを意識しながら歩くことが大切です。背筋を伸ばせば体幹の筋肉が、脚を上げればより脚の筋肉が使われます。

また、深呼吸をしっかりすることで、肺も鍛えられます。酸素を取り入れれば脂肪の燃焼を助け（有酸素運動）、ダイエット効果も期待できるでしょう。

わざわざランニングをする必要はありません。体を動かすことを意識しながら、毎日を歩いてみてください。

階段昇降

より運動量を増やすなら、階段昇降を繰り返すと良いです。実際にしてもらえれば分かりますが、階段の上り下りは体力を使います。普段エレベーターなどを利用している人は、階段を意識して使うようにしてください。

また、階段昇降を意識した太もも上げも効果があります。パレードの行進のように、背筋を伸ばしたまま脚をしっかり上げてください。その場でもできますので、雨の日などで出歩けない日にもおすすめです。

座ったまま行う太もも上げ

座った状態のまま行う太もも上げです。椅子に座った後、両膝を胸に引き付けるように上げてください。その際、転倒しないよう両手で椅子のふちをしっかり掴みます。

また、上半身は動かさず、両脚だけは上下するよう意識してください。上半身が動いてしまうと脚の運動範囲が狭まり、効果が半減してしまうからです。

他にも、つま先を着けたまま踵の上げ下げや、上半身のストレッチなど、座ったままでできるエクササイズはいくつもあります。

寝たまま行う骨盤周辺のエクササイズ

仰向けのまま行う、エクササイズです。両膝を90℃に曲げ、肩から腰までが一直線になるよう腰を浮かせましょう。

腰の上げ下げは急いでする必要はありません。浮かせた状態をキープするだけでも効果があります。20～30秒ほどたったら、ゆっくりと降ろしてください。腰や背中を痛めない範囲で行いましょう。

また、片膝ずつ曲げ両手で抱えたり、片膝を倒して腰を捻ったりなど、寝ながらできるエクササイズはいくつもあります。どれも激しい運動ではなく、寝起きや寝る前のストレッチ代わりに丁度良いです。

道具を使っても良い

どうしてもエクササイズが飽きてしまう人は、道具を使ってみると良いです。道具があればレパートリーが広がり、色々試しながらエクササイズができます。

基本となるチューブやゴムバンドだけではなく、縄跳びやフォームローラーを使っても良いでしょう。

おすすめはバランスボールです。ただ座り続けるだけで、体幹のエクササイズになります。他にも、両脚で挟んで押しつぶしたり、バランスボールに手をついての腕立て伏せなど、色々と応用も効きます。

専用の器具がなくても、タオルやタイツなどでも代用可能です。道具を使って楽しく体を動かしましょう。

やり方を変えてエクササイズを長続きしよう

エクササイズが長続きしないのは、主に「大変」だったり「疲れる」からです。本格的に取り組んだ方がダイエットや筋トレになりますが、それだと心がくじけ長続きはしないでしょう。

長続きするために大切なことは、「楽しい」ことや「簡単」であることです。負担がなく自然とできるようにすると、無理がなく長続きをします。

エクササイズは「体を維持するための運動」であり、筋トレのような「体に負荷をかける運動」ではありません。普段から体を動かすようにして、エクササイズを長続きさせましょう。