恵方巻きで運気アップ！できるのはなぜ？おすすめの具材は？

「今年も恵方巻を食べて運気アップしよう！」と思っている方もいるでしょう。
節分に恵方巻で運気アップできるというのはなぜか、理由や効果など知っていますか？
運気を良くできるのは具材も関わっているので、当記事でまとめて解説します。

恵方巻を運気アップのため節分に食べる理由

恵方巻を節分に食べて運気アップを願うようになった理由は、戦国・江戸時代から始まった風習にあると言われています。
開運効果のある風習にあやかって、現代では恵方巻を節分に食べることが全国的に広がるようになりました。

始まりは戦国・江戸時代から

恵方巻を節分に食べると運気が良くなるとの風習は、戦国・江戸時代辺りが始まりという説があります。
戦国時代の説に関しては、「戦があった節分の日に武将が巻き寿司を切らずにそのまま食べて出陣したら勝った」というものがあります。
江戸時代の説はいくつかあり、江戸時代の中頃辺りの説では「縁起担ぎのため節分に漬物入りの巻き寿司を切らずに食べた」となっています。
他に江戸時代後期から明治時代初期あたりに、「願い事をしながら巻き寿司を食べるようになった」との説もあります。

近年になり恵方巻が広がった経緯

恵方巻を節分に食べる風習が全国的に広がったのは2000年代あたりで、実は近年に知られるようになったのです。

風習が全国区になった経緯で有力な説として、「セブンイレブンが1998年に恵方巻のネーミングで売り出したことがきっかけ」とされています。
セブンイレブンが売り出す以前にも、大阪の寿司商組合などが戦前に「幸運巻寿司」なるものを販売していました。

縁起の良い数と方角で運気を上げる

節分の日に恵方巻を食べると運気アップできるのは、巻き寿司の具材の数と食べる方角の縁起がいいからです。幸運を呼び込むとされる七福神は7人の神様なので、恵方巻は7種類の具材を入れて作られています。
食べる際は決まった方角を向きますが、その年の幸運を与えてくれる歳徳神がいる方向を向きます。
縁起のいい数と方角を上手に利用することで運気を上げられると、ゲンを担いでいるのです。

運気アップにおすすめの恵方巻に入れる具材

恵方巻を自作する場合には、運気アップに繋がるおすすめの具材を入れてみましょう。

恵方巻の基本とされる7種類の具材

恵方巻に入れると運気アップが期待できる具材として、昔から入れられている基本の7種類がおすすめです。
入れる具材として基本となるのは、かんぴょう・えび・アナゴまたはうなぎ・椎茸・きゅうり・だし巻き卵・桜でんぶになります。

それぞれ縁起のいい意味を持つ食材であり、巻いた際の色合いのバランスもキレイです。

お好みの具材を入れアレンジもおすすめ

7種類の具材が基本とされていますが、お好みの具材を入れてみても大丈夫です。

お刺身またはお肉などもう1種類を入れても、8種類も末広がりや発展の意味があるので開運になります。
7種類の具材の中に苦手なものがある場合は、代わりにお好みの食べ物を入れてみるなど工夫してみましょう。

恵方巻で運気アップするには正しく食べる

恵方巻を食べて運気アップするには、正しい方法で食べることが重要です。

重要になるのは今年の方角

正しい方法の中でも特に重要なのは、今年の神様がいる方角に向くことです。
違う方向に向かって食べると効果が出ないので、今年の方角は必ず調べておきましょう。
2024年は「東北東やや東」でしたが。2025年は「西南西」です。

恵方巻の食べ方ルール

恵方巻の食べ方にはルールがあるので、運気アップのためには守るようにしましょう。

①食べる間は無言でいる

食べる間は何も喋らず、無言でいなくてはいけません。
途中で言葉を発してしまうと、せっかく取り込んだ福が逃げてしまうとされています。

②願い事をしながら食べる

食べ終わるまでは言葉を口にしてはいけませんが、心の中で願い事をしながら食べましょう。
叶えたいことを心の中で願うと実現しやすいので、ぜひ試してみてください。

③巻き寿司は切らないで食べる

巻き寿司を切ると縁や運も切れると考えられているので、1本そのまま切らずに食べます。
太巻きだと食べるのは大変なので、ゆっくり焦らず噛みながら食べましょう。

笑顔で食べるとなお運気に良い

恵方巻は笑顔で楽しそうに食べる方が、運気アップになお良いという説があります。
笑顔は幸運を呼び、邪気が苦手とするものなので、美味しい巻き寿司を食べる時はニコニコしてみましょう。

食べる途中で何か飲むのも可能

口の中がいっぱいでむせそうになった時は、食べる途中で何か飲むのも可能です。
無言でいれば福は逃げていかないので、のどに詰まりそうと感じたらお茶やお水を飲んでください。

まとめ

節分に恵方巻を食べて運気がアップするのは、七福神にちなんだ7種類の具材や神様のいる方角に向い食べることから来ています。
自分で作ってもいいですし、買ってきた物でもいいですし、今年の神様がいる方角に向い正しい方法で恵方巻をいただきましょう。