衣替えを効率よくできる収納方法とは?収納する際のポイントも紹介

近年は、温暖化の影響により気温の変化が激しくなっています。先週と今週とでは温度差が10℃以上変わることも珍しくはなく、急いで衣替えをする人も多いことでしょう。

しかし、いざ衣替えをするにしても、衣替えに慣れていないと時間がかかってしまいます。新しく服を購入したことで、収納に困ることはよくあることです。

収納を効率的に進めるためにはどのようにすればいいのか。衣替えをする際の収納方法について紹介します。

効率よく衣替えをするには

衣替えがうまくいかないのは、なんとなくで収納しているからだといえます。
効率よく衣替えを進めるためにも、以下のことを意識してみてください。

不要の服は処分する

衣替えが進まないのは、服が多すぎるからです。今まで着ていた服はもちろん、新しい服も購入したことで、前回の衣替えの時よりも、服の量が増えてしまっています。

服の量が多いと、収納スペースも圧迫し手狭になってしまいます。ボロボロの服やサイズがあっていない服などは、思い切って処分してしまいましょう。

また、中々捨てられない人は、今シーズン着ていない服を処分すると良いです。今シーズン着なかった服は、基本的に次のシーズンでも着ることはありません。処分しても特に問題にはならないでしょう。

それでも心配な人は、「3年着ない服は処分する」と言ったように、期限を決めると処分しやすくなります。

細かく分類して収納する

服を収納する際は、細かく分類をしてください。「上着」「靴下」と言ったように大雑把に収納してしまうと、どれが冬用(夏用)なのかがわからず、衣替えに時間がかかってしまいます。

「夏用の上着」「春・秋用の上着」「冬用の上着」「真冬用の厚着」といったように、いつ着る服かわかるよう、細かく分類して収納しましょう。

ほかにも、「人物」「サイズ」「服のカテゴリー」「夏専用」など、細かく分ければ目的の服が見つけやすく、すぐに必要な服を取り出せます。

中の服がわかるようにする

服を収納したら、中の服がわかるようにしてください。箱を開けなくても中身がわかればすぐに必要な服が見つかります。

主な方法は、ラベルを貼ることです。中に入れた服の種類を書き込み、わかりやすい場所にラベルを貼りましょう。

ほかにも、クリアケースに収納すれば、外から中の服を見ることができます。

使用頻度に合わせて収納場所を決める

すぐに取り出しやすいよう、収納ケースの収納場所も意識してください。上着やズボンなど使用頻度の高い服は、すぐ手に取れる場所に収納することで衣替えがしやすくなります。

逆にすぐに必要にならない服は、上の収納棚など、手が届きにくい場所でも問題ありません。

まとめて同じ場所に収納するのではなく、衣替えする順番に合わせて振り分けてください。

また、収納ケースも収納場所に合わせて決めると良いです。引き出しタイプのケースから取り出しやすく、布製のケースなら高いところに収納しても軽いから下ろしやすいです。

ほかにも、重い服ならキャスター付きのケースなど、場所や目的に合わせて選びましょう。

収納方法のポイント

収納する際は、以下のこと意識すると、綺麗に収納ができます。

重い服は下に入れる

服を収納する際は、重い服を下に入れてください。重い服を下に入れることでケースの中が安定しバランスが良くなります。

重い服が上だと下の服を潰す結果にもなりますので、生地が厚い服や大きい服は、先に収納するようにしましょう。

四角に畳んで収納する

服は、四角形になるよう折り畳んで収納します。ほとんどのケースは四角形であるため、隙間を作らず収納が可能です。

畳む大きさを揃えることで、より綺麗に収納できます。

また、積み重ねるのではなく、立てて収納すると見つけやすく取り出しやすくなります。

厚手の服は筒状に丸める

セーターやフリースなど、厚めの服は筒状に丸めて収納すると良いです。セーターやフリースはシワになりにくく、丸めることで圧縮され、より収納ができるようになります。

丸めた後は、ヘアバンドなどで結んでおきましょう。

ケースは余裕を持たせる

収納する際は、ケースに余裕を持たせてください。ギュウギュウに詰めてしまうと、服が潰されシワになってしまいます。

無理やり詰め込むことはせず、9割程度を目安に収納してください。

畳む服と吊るす服で分ける

すべての服を畳んで収納する必要はありません。コートやダウンのような服は、ハンガーに吊るして収納します。

また、吊るすハンガーは、厚みのある木製のハンガーを選ぶと良いです。針金ハンガーなどの細いハンガーだと、形が崩れてしまいます。

シャツ類やシルク製の服は畳むとシワになりやすいです。吊るせるスペースがある場合は、吊るして収納しましょう。

衣替え・収納する際の注意点

収納する際は、以下のことにも注意してください。

収納前には「しまい洗い」をする

衣替えをする際は、改めて服を洗濯してください。服に皮脂が残ったまま収納してしまうと、黄ばみや虫食いの原因となります。

一見すると綺麗な服であっても、生地の間に汚れがついていることはよくあります。見えない皮脂汚れをしっかり落とせるよう、改めて、収納前に洗濯をしましょう。

防虫剤や防湿剤を入れる

収納する際は、防虫剤や防湿剤も一緒に入れてください。ケース内は空気の流れがなく、湿気が溜まりやすいことで害虫やカビが発生しやすくなります。

オフシーズン中に服がダメになってしまわないよう、忘れずに入れておきましょう。

クリーニングをした服はカバーを取る

クリーニングに出したら、カバーを外してから収納してください。カバーをしたままだと湿気がこもってしまい、服がカビ臭くなります。

ストーブを使用している家庭だと、ストーブのガスがカバー内に入ってしまい、服が変色する可能性もあります。

埃がつかないようカバーをつけたままにする人は多いと思いますが、服トラブルの原因になるため、カバーは必ず剥がすようにしましょう。

まとめ

衣替えで大切なのは、思い切って不要な服を捨てることです。服の量が少なくなれば、それだけ衣替えも楽になります。

また、次回の衣替えを踏まえた収納も大切です。必要な服がすぐに見つかりすぐに取り出せれば、衣替えもすぐに終わるでしょう。

ほかにも、少しずつ衣替えをすることで、衣替えが忙しくなくなります。焦って衣替えをすることがないよう、計画的に衣替えを進めてみてください。

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