暑い夏こそ食べたい夏バテ対策レシピ5選

地球温暖化が問題視される近年。5月でも真夏日を超える日があるほどで、あまりの暑さから食欲も出ず、夏バテに困っている人もきっといることでしょう。

今回は、そんな夏バテに困っている人のために、夏バテ対策となるおすすめのレシピを紹介します。調理時間が短く簡単に作れるものばかりですので、普段料理しない人もぜひ試してみてください。

夏バテの原因と主な対策

夏バテとなる理由は、温度変化位によって自律神経の動きが悪くなるからです。暑いことでエアコンをつけると思いますが、外気温と室内気温の差によって自律神経が乱れ、それによって「身体が怠い」などの体調不良を引き起こします。

そのため、夏バテを改善するためには、自律神経を整えることが大切といえるでしょう。

どの栄養素も夏バテ対策に必要な栄養素といえますが、特にビタミンB群は自律神経を整える効果があり、夏バテに効果的です。料理を作る際は、ビタミンB群の摂取を意識してください。

ほかにも、汗をかくことで水分やミネラルが消費されます。不足する水分やミネラルを補給することも、夏バテ対策として必要です。

夏バテにおすすめのレシピ

夏バテ対策となる、おすすめのレシピを紹介します。

カニかまの酢の物

サッパリとした味付けの酢の物です。酢には疲労回復効果があり、夏バテで弱った体力を回復してくれます。

また、酢によって胃が刺激され、食欲促進にもなります。まず酢の物から食べ、胃の調子を整えてから食事をすると良いでしょう。

ほかにも、酢には抗酸化作用があり、美容にも良いです。夏だけではなく、一年を通していただいてください。

材料（3人前）

・カニかま：1パック
・きゅうり：1本
・わかめ：30g（塩蔵わかめを使用）
・冷凍枝豆：適量
・酢：大さじ2
・本みりん：大さじ2
・しょうゆ：大さじ1

作り方
1.耐熱容器に、酢、本みりん、しょうゆを入れてよく混ぜ、そのまま600wの電子レンジで30秒ほど加熱する。
2.きゅうりをスライサーで輪切りにし、塩をふってよく揉み、水分を絞る
3.わかめを水で戻し、食べやすい大きさに切る
4.カニかまをほぐす
5.枝豆を解凍し、さやから取り出す
6.すべての材料を耐熱容器に入れ、よく混ぜ合わせる
7.皿に盛り付けたら完成

参照：

無限ズッキーニ

ズッキーニを使った炒め物です。ズッキーニにはビタミンはもちろんカリウムも豊富に含まれており、汗をかく夏に必要な栄養素が豊富に含まれています。

また、おろしにんにくも加えており、刺激によって食欲も掻き立ててくれるでしょう。
基本的にはズッキーニを切って炒めるだけですので、とても手軽に作れます。夏バテで元気が出ない人でも、作りやすい一品です。

材料（2人前）

・ズッキーニ：1本（150g）
・オリーブ油：大さじ1/2
・有塩バター：10g
・醤油：小さじ1
・かつお節：1.5g

作り方
1.ズッキーニを食べやすい大きさに輪切りする
2.フライパンにオリーブ油をひき、ズッキーニを中火で1分ほどで焼く
3.焼き色がついたらズッキーニを裏返し、さらに1分ほど焼く
4.バター、にんにく、醤油を加えて全体に絡める
5.弱火にしてかつお節を加え、サッと全体を混ぜ合わせる
6.皿に盛り付けたら完成

参照：

豚しゃぶのねぎ塩ダレ

夏レシピの定番である豚しゃぶです。豚にはビタミンB群が豊富に含まれており、夏バテで乱れた自律神経を整える効果があります。

また、ボリュームに反して簡単なのも特徴で、料理の手間があまりありません。料理初心者でも失敗しにくいです。

食べ応えもあるため、主食としていただけます。

材料
・豚しゃぶしゃぶ用肉：160g
・キャベツ：2枚（100g）
・にんじん：3cm
・ねぎ：1/2本（50g）
・水：1/4カップ
・ごま油：大さじ1/2
・鶏がらスープ：小さじ1/2
・塩：小さじ1/4
・黒こしょう：少々

作り方
1.キャベツとにんじんを短冊切りに、ねぎをみじん切りにする
2.鍋でお湯を沸かし、切ったにんじんを入れ茹でる
3.1分ほどしたらさらにキャベツを入れ茹でる
4.しっかり茹でたらザルに取り出す
5.油を捨てずに豚肉を入れ、しっかり茹でたあとザルに取り出す
6.ボウルに、切ったねぎ、水、ごま油、鶏がらスープ、塩、黒こしょうを入れよく混ぜ合わせる（タレ）
7.皿に茹でたキャベツ、にんじん、豚肉をのせ、作ったタレをかけたら完成

参照：

トマトとレタスのスープ

トマトとレタスと卵を入れたスープです。トマトにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、夏バテに効果があります。

また、スープは水分補給するうえでとても大切です。水やお茶などでも水分補給はできますが、あまり飲み過ぎると体を冷やしてしまい、それによって自律神経が乱れてしまいます。

身体を冷やしすぎないためにも、温かいスープは夏バテに効果的なのです。

材料（2人前）
・トマト：1/2個
・レタス：1枚
・卵：1/2個
・水：2カップ
・鶏がらスープ：小さじ1
・塩：小さじ1/4
・こしょう：少々
・水：大さじ3/4
・片栗粉：大さじ3/4

作り方
1.トマトの皮を湯抜きし、食べやすい大きさに切り分ける
2.レタスを食べやすい大きさにちぎる
3.鍋に水を入れ沸騰させたら、切ったトマト、鶏がらスープ、塩、こしょうを入れて味を整える
4.片栗粉を水で溶き、鍋に入れてとろみをつける
5.卵を溶いて、鍋に回しを入れる
6.鍋を加熱し煮立たせる
7.煮立ったら、ちぎったレタスを加え、ひと混ぜする
8.火を消し、器に盛り付けたら完成

参照：

甘酒豆花

甘酒を使ったデザートです。甘酒にはビタミンB群が豊富に含まれており、夏バテに効果があります。

また、甘すぎないのも特徴です。具材には絹ごし豆腐を使用しており、あっさりしています。隠し味として生姜も入ってることから、後味が引かずにサッパリいただけるでしょう。

材料（2人前）
・絹ごし豆腐：小1パック
・甘酒：200ml
・甘納豆：40g
・おろししょうが（チューブ）：2cm（10g）

作り方
1.大きめのスプーンで豆腐をすくい、半量ずつ器に入れる
2.冷やした甘酒を器に加える
3.甘納豆、しょうがを加えたら完成

参照：

まとめ

夏は、暑さから冷たいものを選びがちです。さらに、夏バテによって食欲もないことから、素麺ばかり食べているといった人もきっといるでしょう。

しかし、それだと栄養が足りず、さらに夏バテしてしまいます。夏バテを解消するためにも、ビタミンやミネラルを積極的に摂取してください。