日傘を選ぶなら何がオススメ？選ぶポイントと人気の商品を紹介

近年の夏は、温暖化の影響により日差しが強い日が続いています。日焼けしやすくなるのはもちろん、熱中症になりやすいことから、外出時には日傘の用意が欠かせません。
とはいえ、初めて購入する人だと、どのような日傘が良いのか迷ってしまいます。折角購入するのなら、日傘として使いやすい商品を選びたく思うでしょう。
日傘を選ぶ際には何に注目して選べばいいのか。選ぶ際のポイントを人気の商品と合わせて紹介します。

日傘を選ぶ際のポイント

日傘を選ぶ際は、以下のポイントに注目してみてください。

遮光率

日傘を選ぶなら、やはり遮光率が高いものがおすすめです。遮光率が高いと直射日光をしっかりカットし、熱中症や日焼けを防いでくれます。
遮光率は、日本インテリアファブリックス協会によって以下のように分類されています。

● 99.99％以上：遮光1級
● 99.99％未満～99.80％以上：遮光2級
● 99.80％未満～99.40％以上：遮光3級
● 99.40％未満：遮光性なし

各等級による差は、小数点以下の差でしかありません。数値でみるとほとんど違いはないでしょう。ですが、長時間直射日光にさらされた場合は、小数点の差が響いてきます。
人間の感覚ではほとんど違いを感じられませんが、日焼けを気にする人は小数点以下の数値までこだわってみてください。

重量・携帯性

長時間出かけることを想定するなら、持ち運びしやすい方が良いです。軽ければ軽いほど、腕への負担が少なくなります。一般的に、200g以下のものが軽量傘といわれていますので、参考にしてください。
また、持ちやすさも重要な要素です。いくら軽くても、持ちにくいと手が疲れてしまいます。ある程度大きく、しっかりグリップしやすいものを選びましょう。

サイズ

サイズが大きいほど、直射日光から全身を守ってくれます。顔や頭を守るのはもちろん、腕や足をしっかり隠すためにも、サイズは大きい方が良いでしょう。
ただ、あまりに大きすぎると邪魔になります。狭い場所で詰まってしまうだけではなく、持ち運びもしにくいです。重さもあるため、持ち運ぶと手が疲れてしまいます。可能なら、使う場面に合わせてサイズを選んでください。
また、親骨の基準は50cm～60cmとされています。基準より小さいと女性用、基準より大きいと男性用となりますので、選ぶ際の基準にしてください。

防水性

利便性を重視するなら、晴雨兼用の日傘がおすすめです。防水性が高いため、多少の雨ならものともせず、雨傘としても使えます。特に、夏は突然雨が降りやすい季節です。急な雨にも対応できるよう、防水性の高い日傘を選びましょう。
ただ、晴雨兼用とはいえ、雨傘と比べると防水性は低いです。そのため、ゲリラ豪雨のような降水量だと、雨を防ぐことはできません。あくまでも急な雨に対応できる日傘であり、既に雨が降っているときは、雨傘を使用してください。

デザイン

デザインも選ぶ際の重要なポイントです。デザインが気に入らないと、使うのが億劫になります。長く愛用するためにも、気に入ったデザインを選びましょう。

おすすめの日傘

いくつか人気の日傘を紹介します。購入する際の参考にしてみてください。

銀行員の日傘：Waterfront

世界最大級の傘専門店「Waterfront」が販売する、非常にシンプルな日傘です。一切の柄がないため、男性でも使いやすくなっています。
表面はシルバーコーティングされた生地を使用しており、強い日差しを反射します。内側は黒塗りで照り返しを吸収することで、体感温度を下げてくれるでしょう。
遮光性99.99％カットの1級日傘であるほか、雨天にも対応しています。値段も2,200円ととても手ごろであり、誰にでもおすすめしやすい商品です。

参考：Waterfront「銀行員の日傘 折 60cm」

UVO：WPC.

強さと美しさを備えた日傘です。12本の親骨によって支えられ、多少風が吹いた程度ではびくともしません。

また、大きめのグリップが持ちやすく、長時間の使用も疲れにくいです。花の刺繍やタッセルが付いたデザインも上品さがあります。
もちろん、遮光率100％、晴雨兼用といった、必要な機能も備わっています。無地のデザインも存在するため、女性はもちろん、男性にもおすすめできる商品です。
参考：WPC.「最強の日傘 UVO（ウーボ）12本骨 完全遮光100%」

-0&：小川

片手で広げられる折り畳み日傘です。ワンタッチで開閉できますので、手荷物が多くても使いやすくなっています。折り畳めば鞄にも入れられるため、どこにでも持ち運びしやすいです。
また、撥水加工がされているため晴雨兼用で利用できます。急な雨でもすぐに展開して、濡れるのを防いでくれるでしょう。

参考：LINEDROPS「ゼロアンドの晴雨兼用折りたたみ自動開閉日傘」

ミドルサイズ レオパード：芦屋ロサブラン

モダンな雰囲気のある日傘です。絵画に登場するような丸みを帯びたフォルムと、竹で作られたグリップが特徴となります。布地にはレオパード柄を採用しており、華やかさと上品さも感じ取れます。
もちろん、晴雨兼用、遮光性100％と性能も実用的です。紫外線も100％カットするため、日焼けの心配はありません。
また、芦屋ロサブランでは、商品の修理対応を行っています。修理して使えば、お気に入りの傘を長く愛用できるでしょう。

参考：芦屋ロサブラン「ミドルサイズ55cmレオパード」

長傘：Guy de Jean

紳士杖のような日傘です。フランスで有名な老舗傘ブランドが生産する日傘であり、グリップの部分にリアルな動物が彫りこまれています。
特徴的なグリップとは一変して全体的にシンプルな渋さがあり、閉じて持ち歩く姿は、まさに杖を持った紳士をイメージさせるでしょう。
ギフト品としても人気があり、特に高齢者におすすめの商品です。

参考：Rakuten「GUY DE JEAN ギドゥジャン ラパン 晴雨兼用傘 長傘」

ハッと！ アンブレラ：リーベン

一時期話題となった、かぶる日傘です。頭にカブって固定することで、日傘を使いながらも両手を自由にできます。手で持つ必要がないため、手が疲れる心配はありません。
少々見た目は気になりますが、両手が使えるのはとても助かります。農作業やガーデニング、釣りやスポーツ観戦など、野外で活用する際におすすめの商品となります。
参考：日傘と傘の専門店リーベン「ハッと！アンブレラ （ハット　アンブレラ）　【LIEBEN-3810】　被る傘 かぶる傘」

まとめ

日傘といえば、以前は日焼けを嫌う人が使うイメージでした。主に女性が使うことが多く、男性で使う人は少なかったと思います。
ですが、近年は日差しが強く、猛暑日が続くことも珍しくはありません。熱中症のリスクがとても高いことから、男性でも日傘を使う人は増えています。
近年は、9月10月でも日差しが強い日が続いています。夏が過ぎたからといって油断はせず、日中に出歩く際は日傘の準備をしてください。