バスタオルの触り心地は素材・織り方で違う！種類ごとの特徴は？

あなたは新しくバスタオルを買う時は触り心地・使いやすさには目をつぶり、値段の安さ重視で選ぶことが多いでしょうか？

バスタオルは素材・織り方で触り心地に使いやすさなども違い、種類をよく見て選ぶようにすればあなたが「これは！」と気になるものと出会えるメリットがあります。

値段重視で選ぶだけではなく自分が心地良いと感じる肌触りのもの、自分が使いやすいと思える利便性が合うもので選んでみましょう。

バスタオルはこだわって探すことがおすすめ

バスタオルはお風呂に入った後に全身に触れるアイテムなので、値段が多少高くなっても品質にこだわって探すことがおすすめです。

安さが一番で品質は二の次という選び方を変えてみると、今まで使ったものより触り心地や使いやすさが抜群に良いバスタオルが見つかります。

種類で性能や働きの違いが大きい

バスタオルは素材・織り方の種類によって水をよく吸収する、肌に優しいイメージも少ないなど性能や働きに大きな違いがあるのです。

種類ごとにある特徴からあなたが求める性能や働きがあるものを選べば、肌質に合う・利便性が高いお気に入りタオルを手に入れられるでしょう。

バスタオルを適当に選ぶとハズレも

「バスタオルは安いものならどれでもいいや」と適当に選ぶと、値段と品質は比例するところがあるのでハズレを引く場合も多いです。

肌触りが悪く皮膚が荒れてしまう、すぐ羽毛だってしまう、乾きにくく使い勝手が悪いなどがあります。

自分の肌に負担のないもの・使い勝手が良いものを購入するには、値段の安さではなく品質の良さにこだわって探してみてください。

バスタオルの素材による触り心地の違い

バスタオルに使われる主な素材は麻であるリネン、綿であるコットン、人口の化学繊維であるマイクロファイバーの3種類です。

3種類ごとの触り心地の違いとともに、特徴についても紹介します。

リネン

リネンは使い始めだと少し肌への感触が硬めに感じますが、サラリとした涼やかさがあるのでお風呂上がりにリネンのタオルで身を包むと気持ち良いです。

涼やかな触り心地は吸水性・速乾性の高さにあり、お湯で濡れた体の水気をしっかり取りたい人に向きます。

コットン

コットンの触り心地は柔らかく優しいので肌への負担もなく、刺激に弱いデリケート肌の人にも安心して使えます。

肌触りの心地よさの他にコットンは吸水性が良く生地も丈夫なので、タオルの素材の中で一番活用されているものです。

マイクロファイバー

ナイロンなどから作られた化学繊維であるマイクロファイバーの感触は独特で、肌に触れると巻き付いてくるような感じがあります。

肌に強い違和感がある触り心地が苦手な人やデリケート肌の人は、この素材でできたタオルやハンカチは苦手に感じてしまうかもしれません。

素材の中で吸水性と速乾性の働きは最も高く、乾きにくい髪のタオルドライに便利なアイテムです。

バスタオルの織り方による触り心地の違い

次はバスタオルの織り方で多い5種類について、それぞれの触り心地の違いと特徴を紹介します。

無撚糸

無撚糸は繊維がねじられていない物で柔らかい感触をしていて、保湿性もあるので寒い冬には体を冷えから守ります。

ガーゼ

薄めのガーゼは空気の通りが良い織り方で肌触りが涼やかであり、通気性の良さから洗って干すとすぐに乾きます。

ループパイル

ループ状に糸を織るもので糸の状態によって触り心地は様々で、水をしっかり吸収するためループパイルを使ったバスローブも多いです。

カットパイル

ループパイルのループ状になっている先を切ったもので、ループパイルよりカットパイルの方が肌の触り心地が柔らかめになります。

ループ状の先を切っているため吸水性に関しては、カットパイルの方が少し、性能が落ちます。

ワッフル

表面に凹凸のあるワッフル菓子に似た形状をしていて、肌触りが柔らかいながらもまとわりつく感触はありません。

繊維が羽毛立たないので生地が傷みにくく、性能に関しても吸水性・速乾性ともに優れています。

バスタオルの品質を良い状態で保つためには

バスタオルの使い始めの触り心地の良さを含め品質を良い状態で保つためには、日々のお手入れを丁寧に行うことがおすすめです。

生地に柔らかさを出す・ダメージを防止するため洗濯時に柔軟剤を入れたりしますが、成分がバスタオルには合わないので使うのはたまにだけにしましょう。

油剤が配合されていないタイプの柔軟剤であれば、バスタオルの生地に負担がかかりません。

外に出してバスタオルを干すときは直に日光が当たらないように、日陰の部分に干してあげた方が良いです。

強い日光は洗濯物を早く乾かしてくれますが、タオルの場合は繊維の劣化の原因になり状態が悪くなるので注意しましょう。

まとめ

バスタオルは素材・織り方で触り心地や性能が違うので、こだわって探すとバスタオルの快適さが格段に上がります。

安い値段で買うことはコストダウンになりますが、バスタオルは毎日使うものなので肌に良い・使いやすいというのも重視して選んでみましょう。