足下を温めるのにおすすめの人気グッズとは？冷え性対策も紹介

冬は、足下が冷たくなる時期です。冷え性の人は特に冷たさを実感しやすく、毎年困っている人は多いのではないでしょうか？温房を入れても温気は上に溜まってしまい、足下までは温めてくれません。

足下が冷たい時にはどのように対策をすれば良いのか、おすすめのグッズや方法を紹介します。

足下を温める人気グッズ

足下を温める方法は、靴下の重ね履きだけではありません。近年では様々なグッズが販売されており、足湯のような気持ちよ良さで足下を温めてくれます。

足下を温めてくれる、画期的なグッズを紹介します。

ホットカーペット

ホットカーペットとは、電熱線入りのカーペット（絨毯）のことです。コンセントにつないで電源を入れることで、カーペット全体に熱が加わり、足下が温かくなります。

サイズは2畳～3畳と大きく、寝転がりながらも温まれます。

また、30cmほどの一人用ホットカーペットもあります。デスクの下に入れる場合など足下だけを温めるなら、一人用ホットカーペットでも十分有用といえるでしょう。

デスクヒーター

デスクヒーターとは、足元をピンポイントで温めるコンパクトヒーターのことです。デスククーラーの温房版といえるでしょう。

物によって異なりますが、サイズはせいぜい30cm～40cm程度であり、邪魔にならずデスクの下に収納できます。コンパクトなため出力はほどほどですが、デスクの下で稼働することにより、足元や足下を直接温めてくれます。

持ち運びがしやすく、コンセントにさせばすぐに使えることから、場所を問わず使いやすいです。

また、前面と左右の3方向から温められる、ボックスタイプのデスクヒーターもあります。専用毛布付きのこたつタイプもあり、足全体を気持ちよく温めてくれるでしょう。

足温器

足温器とは、足全体を温めるスリッパやブーツのようなものです。内部にヒーターが組み込まれており、足を入れて温まります。

仕組みはホットヒーターと同じであり、コンセントをさして使用します。また、充電式の商品もあり、持ち歩きも可能です。

他にも、寝袋のように下半身全体を包むタイプもあり、種類が豊富なタイプといえるでしょう。

足下を温める方法

足下が冷たく感じるのは、基本的には冷え性（冷え症）が原因です。自律神経の乱れや血液循環の悪化といった原因によって、足下が冷たく感じてしまいます。

冷え性（冷え症）を改善するにはどのようにすれば良いのか。対策を紹介します。

● 冷え性：明らかな原因のない問題。主に神経系や精神系の問題とされる
● 冷え症：漢方医学から見た問題。主に血管や筋肉に問題があるとされる

運動・筋トレをする

体温は、筋肉の代謝によって生み出されます。代謝とは、脂肪を燃焼させ運動エネルギーにする行為であり、脂肪が燃焼される際に熱を発生させます。筋肉が多いほどエネルギーの変換は多くなり、より脂肪は燃焼し、体温も高くなるといえるでしょう。

ですが、筋肉量が少ないと、運動エネルギーをあまり必要とせず、代謝も少なくなります。結果として発熱量は少なくなり、体温が低くなるといえるでしょう。

足に限ったことではありませんが、体温を上げるためには筋肉が必要です。

また、筋肉が多いと血行も良くなります。血液は筋肉の収縮によって送られるのですが、県肉量が少ないと、収縮も弱くなり運ぶ力も減少します。

血液は、栄養や酸素以外にも、熱を体全体に運ぶ役割もあります。血行が悪いと熱の循環も悪くなり、足や手などの先端部分が冷えてしまうわけです。

普段あまり運動をしない人は、運動や筋トレなどをして、積極的に体を動かすと良いでしょう。

食事を工夫する

食生活を変えることでも、冷え症は改善します。食材に含まれる栄養素が体調を整え、体を温かくしてくれるのです。

代表的な食材は、ニンジンやごぼうといった根野菜です。体を冷やす水分が少なく、代わりに鉄分などのミネラルが豊富なことで、血行を良くし体温を上昇させます。

また、カカオも体が温まる代表的な食材です。カカオには血管拡張作用のある成分が含まれており、摂取することで、根野菜同様に血行を良くしてくれるでしょう。

他にも、筋肉を作り発熱量を上げるたんぱく質や、胃腸の粘膜を刺激して血流を高める生姜など、冷え症に効果のある食材は多いです。

夏野菜のような、水分が豊富で体を冷やしやすい食材は避け、血行を促進させる食材を好んでいただきましょう。

お風呂に入る

単純に、お風呂に入って体を温めるのも効果的です。お湯によって温められるのはもちろん、代謝が良くなることで血行が改善され、足の先端から頭の先まで、全身くまなく温まります。

また、湯船につかるとリラックスします。冷え性の原因は自律神経の乱れによる血液循環系のトラブルになりますが、リラックスすることで自律神経は整えられ、同時に血液循環系のトラブルも改善することで、体温を上昇させるのです。

近年では、シャワーだけでお風呂を済ましてしまう人も少なくはありません。ですが、シャワーだけでは体の芯まで温まらず、リラックス効果も期待できないでしょう。冷え性の人は、普段から湯船に浸かるよう心がけてください。

寒い日には足下を温める便利グッズがおすすめ

昔は、足下（足元）を温めるには靴下の重ね履きが基本でしたが、近年では様々な便利グッズが販売されています。ピンポイントで温められるため、暖房よりも電気代がかからず、毎日のように活用できます。

もちろん、普段から運動をしたり食生活を改善するなど、冷える原因自体を改善することも大切ですが、忙しいとついつい忘れがちになります。

足が冷たくて辛い日には、ぜひ便利グッズで効率よく温まりましょう。