ハンドメイドブームの到来により、ネットやアプリを通じて数多くの“オリジナル作品”が生み出されている今。新たな趣味や副業として、手作り商品を作成＆販売してみたいとは思われませんか？

この記事では、ビギナーさんでも取り組みやすい、ハンドメイド小物の人気ジャンルを5つご提案します。

ハンドメイドが放つ魅力とは？

既製品にはないデザインや形、色合い、温もりなどを味わうことができるのがハンドメイドの利点です。作品は一点物であることが多く、ひとつひとつの工程が丁寧に施されているため、丈夫で長く愛用できるのもポイントになります。ハンドメイドは、「minne」や「creamer」などのアプリが台頭し始めた2012～2016年頃に、人気に火がついたと考えられています。そこには、大量生産品や流行品が行き交った時代への反動と、物を大切にしようとする意識の転換を読み取ることも可能です。流行に左右されず、職人のセンスが光るハンドメイドアイテムは、人々を個性的でクリエイティブにする魅力を持っているのです。

ハンドメイド小物は簡単に作れる！人気のジャンル5選

数あるハンドメイド作品の中でも、ファッション性の高い小物類は人気のマストアイテム。ここでは2020年現在、どのような商品が売れているのかを一覧でご紹介します。初心者さんでも手作りしやすく、プレゼントにも最適なジャンルとなっているため一見の価値アリです。

①冷涼感と色彩のマジックが魅力！簡単レジンアート・アクセサリー

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ビギナーがトライしやすく、売れ筋でもあるのがUVレジンを用いたアクセサリー全般です。艷やかな質感と宝石のような華やかさが目を引くため、ファッションブランドにおいても取り扱う店舗が急増しています。UVレジン液とは、紫外線に反応して硬化する樹脂のことです。この液体を、太陽光やUVライト（紫外線照射器など）に当てるだけで、手軽にアクセサリーを作ることができます。レジンの魅力は、アレンジや発想しだいで、どんなオリジナル・チャームでも作成できること。好みのパーツをさまざまな配置と色合いにデザインすることで、オンリーワンのレジンアイテムが出来上がります。

②新感覚なフラワーボトル！ギフトにも人気の「ハーバリウム」

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インテリア雑貨として人気急上昇中なのが、妖艶な花の美しさが魅力の「ハーバリウム」です。ハーバリウムとは本来「植物標本」を意味しますが、ガラス瓶に入った花のインテリアもそのように呼ばれています。ブリザーブドフラワーやドライフラワーを専用のオイルに浸して作るハーバリウムは、水やりなどの手間も掛からず、1年以上鑑賞することが可能です。ボトルに差し込む光の煌めき具合と、花の楽しげな色合いが最高のラグジュアリー空間を演出してくれます。そんなハーバリウムはハンドメイドで作ると、いっそう楽しめることをご存知でしょうか？花材とボトル、専用のオイルさえ揃えば、簡単でオリジナルなフワラーアートに仕上げることができます。

③余った布で簡単に作れる！手縫いのオリジナルマスク

（画僧引用元：https://www.pinterest.jp/pin/566257353152156072/）

布小物の中でも需要が急速に高まっているのが、ハンドメイドマスクです。特に2020年現在では新型コロナウイルス感染拡大により、マスク不足が深刻な社会問題となっています。余った布が手元にある場合は、チクチクと手縫いなどで“繰り返し使えるマスク”を作ってみるといいかもしれません。マスクの生地は通気性が良く、フィルター機能が高いガーゼやコットン、リネン素材などがおすすめ。こうした生地のほかに、型紙やヘアゴム（手芸ゴム）が2本あれば、簡単にハンドメイドマスクを作ることができます。

④かわいさ満点！羊毛フェルトで紡ぐスマホケース

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今やハンドメイド作家の主力商品となっている、おしゃれで可愛らしいスマホケース。アイデア1つで勝負する世界だからこそ、素材やデザインのオリジナル性が評価のポイントになります。スマホケースの中でも特に人気を持っているのが、押し花・押しフルーツを使った作品や動物をモチーフとしたアイテムです。これらは資材費が安く、手頃な価格であることからも売れ筋商品となっています。そのうち、羊毛フェルトで立体刺繍したスマホケースは手にフィットしやすく、素材の温かみやユニークさも光る商品です。いつも持ち運ぶ物だからこそ、ハンドメイドが醸し出す親近感を重ねていたいものですね。

⑤作家の腕の見せどころ！レザークラフトで作る雑貨

（画像引用元：https://www.pinterest.jp/pin/797629783989951498/）

手作り小物の中でも、レザークラフトは上級者向きだとイメージされているようです。それがレザークラフトの工程は意外にもシンプルで、革を切ったり穴を空けたり、縫い針で縫ったりするだけ。薄い革であればミシンを使うこともできる一方、糸を縫わないで作るアイテムも数多くあります。革製品は使うほどに手に馴染む特徴があり、季節を問わずシックなおしゃれを楽しむことができます。革そのものが装飾となって活きるため、シンプルさを好む男性へのプレセントにも喜ばれそうです。

まとめ

ハンドメイドでは、「アマチュア手芸品」の枠を超え、しだいにクリエイティブな「職人による作品」が増えつつあります。それも、ハンドメイドがスキマ時間を利用しながら、少しずつ実践＆成長できることに理由があるのかもしれません。趣味から副業、本業へと進んでいく人が数多くいるように、ハンドメイドには得も言われぬような魅力があるものです。

「自分も何かを作ってみたい」という創作意欲が沸き起こってきたら、小物づくりからでもトライしてみるといいかもしれません。